Another 20th Century の新作シャツが入荷しました。
風合い豊かなコットンリネンとコットンシルク。意外とこれまで無かった雰囲気のシャツたちです。
今回はカジュアルなテイストの Walter’s Corn-Venti Shirt のモデルです。
アクセントになるデザインがいいくらいに散らばっているので、生地のテイストも相まって、シンプルなチノパンや軍パンなどといい感じで合わせられる雰囲気です。
Outline
ワークシャツベースのブランド定番シャツ。
腋下に付いた三角のベンチレーションがデザインな特徴になり、適度にゆったりしたシルエットと、ワークシャツテイストのディテールワークで気さくに着られるシャツとなっています。
ストレスのない小さな襟、ダブルステッチ、トリプルステッチなどの頑丈な縫製、ほどよくルーズなリラックスシルエット、といったカジュアルな特性を備えます。
今回、グレーとネイビーストライプと、違った種類の生地が使われています。こちらのネイビーストライプは、素材がコットン・シルク。
シルクの特性で表面にネップが現れているのが趣があり、しんなり質感でドライなタッチという特徴もシルクならではのものです。扱いについては、3分の2がコットンなので、特に気にすることなく、普通に洗濯機洗いで問題ありません。(水洗いの仕上げになっています)
意外と太めのストライプが新鮮に感じます。やりにくほどワイドでもなく、コントラストも強くないので、多少ポップな印象が強まる程度でベーシックな着こなしに自然と馴染みそうです。
素材感の妙がありますので、ポップと言えども元気が良すぎず、よい塩梅ではないでしょうか。
グレーの方は、コットン・リネン素材です。
白糸×黒糸=グレー、2色が交差していますので、とてもマイクロなチェック柄とも言えそうな織り柄ですが、少し遠目で見ると杢もありますから、なんとなくシャンブレーやハケメに雰囲気が近いと思います。
シャンブレーのようですが、でもやはりひと味違い、やはりこちらも新鮮です。
渋いと言いますか、味わい深いタイプの魅力ではないでしょうか。
Hi Story
“50年代初頭、イリノイ州の片田舎でとうもろこし農家を営むウォルター家。農薬を使わない製法にこだわることで家計をどんどんひっぱくしていました。それは一人娘のLisaが幼い頃から縫物の仕事にでなければいけないほどでした。
そんな彼女が18歳になる頃、家計を助けるため離れの小屋でシャツ作りを始めます。
父の意志を受け継ぐかのような丁寧で真摯な仕事ぶりは、沢山の支持を集めていきます。昔ながらの製法を守りつつ、73年には小さな工場をシカゴに設立します。
しかし、90年代に入ると安い量産品が市場を大きく変え、一気に廃業に追い込まれます。くしくも、農産業が遺伝子組み換えの時代へと突入していくタイミングでもありました。
Walter’s社シャツのトレードマークでもある三角のベンチレーションは、Lisaが「safe corn」の意志を継ぐ意味でデザインされたと言われています。
※Hi Story はフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。
Another 20th Century – Walter’s Corn-Venti Shirt
col : Grey / Navy Stripe
size : 2 / 3
price ; 22,000 in tax
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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休
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3月17日(月) 定休日