ARAN の SWD Parka が今年も入荷しました。
昨年の好評を受け、別注 VENTILE アゲイン。
今年はブラックとブラウンです。
インラインではコットン・ナイロン素材のグログラン生地が使われていますが、別注として国産ベンタイル生地を載せていただきました。
生地は昨年と同じでベンタイル・ギャバと呼ばれる綾織りの生地で進めていたのですが、生産段階でブラックの在庫が足りないということになりました。
なのでブラックのみ、急きょベンタイル・ウェザーと呼ばれる平織りベンタイルの方で生産することになり、ブラックとブラウンで同じベンタイルながら別の生地が使われているということになっています。
糸の番手は同じなのですが、織り方の性質上、ギャバの方が重く、ウェザーの方が少し軽いという違いがあります。
どちらもベンタイルなので機能としては同じですが、平織りと綾織りの違いとして、生地感やウエイトに違いがありますので、いい機会として比べてみるのも一興かもしれません。もちろんどちらが好い悪いは無く、ちょっとした性質の違いであり、あとは好みの問題ということになります。
Outline
スウェーデンのミリタリージャケットがモデルになったフーデッドのパーカコート。
アウターシェルに VENTILE (ベンタイル) を使用した Fuzz 別注プロダクトとなります。
ベンタイル生地とは、イギリスのミリタリーをルーツとするコットン素材ながら特殊な高密織りによって高い撥水性能を持たせたウェザークロスとなります。機能面だけでなく、コットン高密織りならではのマットな生地面の美しさやしっかりした質感も大きな魅力となっています。
ハーフコート丈でラグランスリーブ、フィットはタイトでもルーズでもないスタンダード。裾の広がりは抑えめで、すっきりしたシルエットが特徴です。
ウエストにコードが備えられ、絞ってシルエットを変化させることも可能です。
しっかりしたシェルに総裏地付きの二重仕立て。秋から冬、春にかけて、インに着る素材や分量を調節しながら、長い時期にわたって活用できるパーカコートとなっています。
ブラウンはギャバジン。綾織りはその名の通り、綾目と呼ばれる斜めの筋が見られます。
ブラックがウェザー。ギャバに比べると少し軽さが感じられます。
ざっくりとした特徴ですが、平織りは頑丈、綾織りはしなやかでエレガント、という感じ。同じ糸番手の生地ではありますが、分かるくらいにウエイトの違いが感じられます。
ARAN の真骨頂である、丁寧なディテールを堪能できるモデルとも言えましょう。使う素材の良さとディテールワークの確かさが ARAN アイテムの一番の魅力であると思いますし、見て、触って、着て頂くと、実直なブランドであることがしっかりと伝わってくると思います。
ミリタリールーツのコートですが、生地や色により無骨な印象も無くはないですが、すっきり感のあるシルエットによってやや上品な印象が先に立つように思います。
ざっくり羽織って絵になるタイプのアウターではありますが、印象としてはどことなくスマートです。
ミディアムウエイトのフーデッドコートでスタイリングがしやすく、さらに機能性を兼ね備え、使い勝手の好さを感じていただけると思います。
SWD Parka、今年も別注ベンタイルモデル、おすすめです!
ARAN – SWD Parka *VENTILE
col : Brown / Black
size : 1 / 2 / 3
price : 50,600 in tax
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■おしらせ
商品情報の訂正が一つあります。
先日にご紹介した SOUTIENCOL のチェックのコート、LONDON FOG ですが、素材表記に誤りがございました。
(誤)綿50 / ポリエステル50
(正)ウール50 / ポリエステル50
ウールギャバのような質感、と書きましたが、実際にウールギャバでした。
お詫びして訂正させていただきます。
値札の表記に誤りがあり、数日後に差し替える手はずとなっています。
もう一つ、SOUTIENCOL の Slip On コート、ベージュの48が追加できました。ネイビーはメーカー在庫も完売とのことでした。
ああ、あれが売れた、おお、これが入ってきた、忙しなくも楽しい秋の日々。
冬物も届き始め、かさばるかさばる。
今年もドラフト指名されなかったみなさん、プロ志望届けを出していないのに指名を待っていたみなさん、残念でしたね。
気を取り直して服を買いましょう!
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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
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10月21日(月) 定休日