先日の月曜火曜と連休をいただき、草津温泉へ旅行に行ってきました。
群馬大好きを自称しておきながら、実は草津は初めて。もったいぶってとっておいたのですが、今年は他を行き尽くした感があり、とうとう草津投入の年となりました。
子どもたちが大きくなってきたもので、もうアクティブな遊びを考えなくていいかなと考え、大人の温泉旅行というイメージです。
関越自動車道、伊香保のインターチェンジで降りて、我が家の恒例、水沢うどんのランチを済ませ、もうあとはノープランです。
高速を降りてからそれなりに距離がありますので、だんだんと山合い深くなる道をのんびりドライブ。宿に着いたら有名な湯畑の近辺を散歩して、温泉に浸かって、夕食。夜は今アメリカで流行っているというトランプをして、初日終了。
この夏、受験生となった息子1だけ、ロビーの景色の好いデスクで勉強していました。ふ~ん、旅行に来てまで勉強している俺、ですか、と父は思いました。
草津温泉の界隈は、朝晩は違いが分かるくらい涼しくて、朝の露天風呂がたいへん気持ちよかったです。
二日目は大きな山を越えて長野へ。
善光寺を目指します。
いくつかルートがある中、山越えのルートを選びましたが、曲がりくねる山道に息子2は車酔いでダウン。騒ぎ頭の中学生チビヤマのダウンで意気消沈の車内でしたが、寝て起きるとあっさり復活してくれました。
急なカーブの連続で運転も疲れましたが、でもご褒美に素晴らしき眺望が得られます。空気もひんやりしていて気持ちいいのですが、外に出るとアブがぶんぶん飛んでいるので落ち着きません。
10時に草津の宿を出発して、善光寺に着いたのが12時半くらい。昼食はもちろん信州そば。
善光寺は特に高地ではないようで、普通にとんでもない猛暑でした。
有名なお寺なので知ってはいましたが、僕は初めて来ました。
建物から、ちょっとした仏像や灯籠、何もない空間も含めて、すべてが自分の知っているお寺より大きくて、スケールの大きさを感じられるお寺でした。
本堂は威厳と迫力があり、外にはやはりけっこう大きい地蔵の銅像があり、山門はこれまたいいサイズの仁王像を備えた仁王門、そして各所に広々としたスペースがあって、なんとなく自分の体が少し小さくなったような錯覚さえ。
トイレの便器まで大きくされていたら、本当に小さくなったと信じてしまったかもしれません。
本堂に上がると、中にも大きい閻魔さまや地蔵さん、弥勒さんなどが居て、仏像ファンも納得です。
ただ、ご本尊は『絶対秘仏』で有名なお寺さんで、見ることはできません。7年に一度、『ご本尊の身代わり』の御開帳があって、それも有名な行事なのだとか。
本堂では、なんとか料を払うと、本堂の地下の真っ暗なところへ入れるということで、行ってみました。奥深くに達すると本当に何も見えない真っ暗闇で、そこに何かがあって、それを撫でるのが目的のようでした。これが何で、どんな意味があるのかは把握せずに帰ってきてしまいました。
お寺にはゆっくり2時間以上居て充実の時間でしたが、しかしとにかく暑かった。。
この後はりんご風味のソフトクリームを食べて、家路に着きました。
帰りは長野市の中心地を通り過ぎて高速に乗り、山を越えるのではなく、トンネルをくぐってはまたくぐり、気がつけばいつのまにか関東平野に帰ってきた、という感じでした。
ということで、なんてことのない温泉旅行記でした。みなさまの旅の参考にでもなれば幸いです。
旅行などに行って心身ともにリラックスすると、頭が空っぽになり、何も考えられなくなって、何も思いつかなくなって、頭が働かなくなることがやっぱり気持ちがいいです。
しかし、それが頂点に達した途端に、グッと不安になり、ああ、これはヤバい、早く戻らなくては、という背徳感が沸々と湧いてくるのが常です。そうか、リセットするってこのことか、なんだか世間で言われているような前向きなものではないな、といつも思います。
疲れ、癒し、楽しみ、不安になって働き、また疲れ、、
そうやってぐるぐる回りながら生きていくのが人間であり、結局はこれが健全な姿なのであろうか。
…などと哲学的なことばを散らかして終わりたいと思います。
暑さ、各地できわまっているようです。球児たちはもっと暑い場所で、もっと厚い生地の服を着て頑張っているんだ、俺だって! などと思わずに、暑さ対策は是非万全にお願いします。
みなさまもしっかり疲れを取りながら、心身共に健康な日々をお送りください!
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