初登場となります、フランスの BERJAC のM-47パンツが入荷しました。
フランスのメーカーによる名作M47のリプロダクションです。
● BERJAC
1974年創業、フランスのワークウェアのファクトリーです。
メインプロダクトはフランス国内向けのリアルなワークウェアとなりますが、Le Travailleur Gallice の縫製も一部手掛けるなど、アパレル製品のメーカーとしての機能も備えています。
こちら、実はリアルワークウェアのメーカーで、Travailleur Gallice のカバーオールジャケットも縫っている自社工場を持つメーカーです。
基本的にワークウェアの縫製なので、量産型の縫製です。ですので手が良いということはなく、平たく言えば縫製がやや粗い、けれども頑丈で工賃が安価である、という特徴があります。
この手の込んだディテール満載のパンツで、税込19,250円となりますので、つまりはそういうことです。
ARAN や ORDINARY FITS などのようにファッションアプローチという感じではなく、どちらかというと、軍モノディーラーの会社のリプロだったり、リアルな軍服の納入業者が民間向けにつくった半分本物の軍モノ、みたいなノリに近いのかなと思います。
この BERJAC のM47パンツを見ると、やっぱりアパレル製品は気が利いているのだなと感じますし、反面、この本場フランスからやってきた迎合しない無骨で無表情なスタイルは、それはそれで違った魅力を感じます。
Outline
フランス軍の名作ミリタリーパンツ、M47のリプロダクションです。
デザイン、ディテール、シルエットはオリジナルに忠実にトレースされ、生地はしっかりしたコットンツイルが採用されています。
シルエットは、股上が深く、ハイウエストでのワイドストレート。腰まわりに余分な緩さを取らないクラシックなフォルムとなります。
生地は中厚のコットンツイル。綾目がはっきりとしたウエイト感のあるオールシーズン向けのファブリックです。
フランスのワークウェアファクトリーによるリプロダクションということで、リアルなミリタリーウェアのようなニュートラルな雰囲気を備えます。デッドストックのような感覚で、さまざまな着こなしに取り入れていただけます。
けっこうヘビーなコットンツイルで、深いオリーブグリーンもいい雰囲気です。
カーゴポケットのボタンや股裏のあて布など、ならではのディテールもしっかり踏襲して、とても凝ったつくりです。どっしり感のある生地と、このやたらと手の込んだディテールが M47パンツの特徴です。
そして特徴その2としては、クラシックな太ストレート。
腰まわりがパチッとしていながら、筒はズドンと太いというのがオリジナルの M47の特徴です。
あちらのパンツの特徴で、ウエストは大きいのですが、腰まわり、尻まわりはさほどでもありません。
写真で僕が13を穿いていますが、ウエストはかなり余裕があるものの、腰と尻はそこまでの余裕はなく、一つ下のサイズ(12)では穿き感が窮屈に感じます。
多少の洗濯縮みも考慮する必要がありますので、ウエストにはかなりの余裕を持って選んでいただく必要があるかと思います。
M47 というのは独特です。
他の軍パンとはシルエットのバランスが違っていますし、あのマルジェラが手を伸ばしたというエピソードも持っていますし、なんとなく他と一線を画した孤高の存在といった印象があります。
すとんと真っすぐ落ちるストレートはある種の美しさがあり、上品なアイテムと上品な着合わせができたり、何か独特のバランスでのコーディネイトは常に新鮮さを失わないという気がします。
できればヴィンテージが穿きたいな、というタイプの方々は是非トライしていただけたらと思います。
BERJAC – Army Trouser M47
col : Olive
size : 12 / 13 / 14 / 22 / 23 / 24
price : 19,250 in tax
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Fuzz
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