comm. arch. より、新作のコートとニットが入荷しました。
まずは上質なウールによる、フーデッドのコートから。
Outline
ウール・ビーバー生地によるフーデッドコートです。
オーストラリア・クイーンズランドさんのスーパー 140’s の極細繊維のメリノウールを筆頭に、ヴィクトリア州産のジーロンラムなど、数種類の上質なウールを混紡し、ダブル(二重織り)のビーバー仕上げ(縮絨後に起毛、剪毛)を施した生地を使用しています。
しっかりした厚さにふんわりとした軽さを備えたコート向けのウール生地となります。
デザインは comm.arch. らしいカジュアルなフーデッドスタイルとなり、ゆったりとした身幅にラグランスリーブ、膝少し上くらいのスタンダードなコート丈となっています。
上質なウール生地とコート丈の長さによって、落ち着いた雰囲気を演出しながらも、スタンドカラーとフード、変形のフラップポケットなどによってカジュアルなテイストが備わり、気取らず気さくに羽織れるコートとして着地しています。
総裏二重の仕様となっており、オーバーコートとしても使いやすいものとなっています。
得意のスタンドカラー+フードの襟まわり。
これがとてもバランスが好く、締まった印象とカジュアルな印象を兼ね備え、とてもおさまりの好いコーディネイトを完成させてくれます。
縮絨したメルトンからさらに梳いて毛並を出して整える、という仕上げを施したものがビーバー生地です。素材になっているウールが上質な細いものなので、生地の内部に空気が多く含まれ、厚みのわりに重たさがありません。見た目はずっしりしていそうなコートですが、実は想像よりかなり軽く、しかも柔らかです。
裏地が付いているのもいいですね。
毛足ののあるものの上からでも羽織りやすいです。
そして、バランスの好いシルエットも大きな魅力。
身まわりゆったりのリラックスシルエットですが、さじ加減が絶妙です。
クラシックな真面目シルエットが欲しいならトラッドアイテムに行くと思うので、やはり今ちょうどよいと感じる心地好いバランスで着たい。しかしシルエットでトレンドが強すぎるのは、値の張るアウターとしてはちょっと心配。しっかり長く使いたいですから。
そういった意味で、カジュアルで着るコートとして、堅苦しくなく、ほどよいリラックス感を感じられる 『ちょうど好い』 シルエットは貴重だと思います。
もちろん、好き嫌いはありますというのは前提ですが。
真面目過ぎないですが、ウールのトラウザーなどとも合わせられますし、軍パン的なものともバランスが取れるデザイン、シルエットかと思います。
品の好いルックスでありながら、間口は広く、懐が深いコートではないでしょうか。
comm. arch. – Geelong Lamb’s Hooded Coat
col : Blackout
size : 2 / 3 / 4
price : 69,300 in tax
ニットは Fuzz では初登場となるモデル、アルパカ・ウールのクルーネック・プルオーバーです。
Outline
アルパカ・ウールのクルーネック・プルオーバー。
南米アンデスの標高3000m以上の高地に生息するアルパカの毛を使用。起毛加工を施さなくとも毛足が長くて柔らかく、また毛が抜けにくいことが特徴です。
編み立てた地を裏づかいにすることで、ボア素材のような表情と質感を出しています。アルパカならではの毛足の長さと柔らかさは、モチモチとした柔らかな弾力として感じられ、ミックス調の色調とボアのような表情が天然のデザインとなっています。
シルエットはややゆったりしたリラックスフィットとなり、サイドスリットと身頃の前後差を加え、コーディネイトしやすくなっています。
ナチュラルでリラックスなルックスと、肌触り好く、やわらかな着心地が魅力のニットです。
表情豊かで、モチモチ触感、冬らしいブラウンミックスの色調も好い感じです。
面(つら)がきれいなニットもいいですが、たまにはこういうのもいいと思います。汚れなども気になりにくいですし、気楽に着られるという利点もあります。
スリットと身頃の前後差のアクセント、少しゆとりを持った身まわりなど、上質でいて抜かりなく気の利いたニットです。
comm. arch. – Alpaca Little Boa Fleece PO
col : Brown Mix
size : 3 / 4
price : 27,720 in tax
*********************
Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休
Real Shop
Online Shop
Instagram
----------
11月27日(月) 定休日