SANDERS の Military Derby Shoe が入荷してきました。
おなじみの定番シューズ、革靴の定番、おれたちのSANDERS、無事サイズが揃いました。
先日のレザーベルトもそうですが、イギリス国内の生産の現場や物流が安定してきたようで、久しぶりに8月のうちに納品されました。
残念ながら値上がりの波に抗うことはできなかったようですが、国内外、周囲を見渡してみると、SANDERS のポジションは変わっていないなと気付きます。むしろ、いろいろトータルで考えてみると、存在価値は高まっているとさえ感じます。
状況は刻一刻。定番もいつまで定番として店頭に並べられるか、なかなか予測のできない世の中になってきていますが、SANDERS には、”英国の良心” として頑張っていただきたいと思います。
Outline
“Military Collection (ミリタリーコレクション)” の中でも特に使いやすさに定評のある “ミリタリー・ダービー・シュー”。ストレートチップ・トゥのダービーシューズ(外羽根靴)です。
アッパーレザーはミリタリー仕様を思わせる厚みのあるポリッシュ・レザー。 アウトソールは ITSHADE 社のコマンドソールの一種(一般に認識されているダイナイトソール)が装備されています。
特徴的な3本のレーンステッチによるキャップトゥのデザインは、カジュアルシーンでの使いやすさに一役買う絶妙のアクセントとなっています。
※“Military Collection (ミリタリーコレクション)”
イギリス軍に供給していたモデルを民間向けに再現したラインとなります。 インソールのロゴも約20年前まで納入製品に使用されていたものを復刻しています。
高級英国靴とも違い、ワークやアウトドア的な革靴とも違い、実は意外とレアなポジションをとっているのが SANDERS のミリタリーコレクションです。
端正なイギリス靴であることをしっかり感じさせてくれながらも、ジャケパンをしないと恰好がつかないようなドレス然としたものでなく、ワークやアウトドアをルーツとする、ファッション的にはカジュアル100%な雰囲気でもなく、その中間地点に位置しているように思います。
きれいめなスタイルで合わせれば、ミリタリーテイストのほどよいカジュアルさが際立ち、軍パンなどとラフなカジュアルスタイルに合わせれば、逆に端正さが際立ち、結果的に幅広いフィールドをカバーしつつ、静かな存在感を放つことになるのです。
やはり男のスタイルに、革靴スタイルは必要でしょう。
世の中的にはスニーカー隆盛の時代となって久しいですが、自分なりの革靴スタイルも1つ2つ、用意しておくのが洒落者の嗜みかと思います。
ここで何度か言っている覚えがありますが、、革靴初心者の人には特におすすめですし、上級者の人にはタフに使いまわす靴としておすすめできるかと思います。
SANDERS – Military Derby Shoe *Polish Leather
col : Black
size : 5H / 6 / 6H / 7 / 7H / 8 / 8H
price : 58,300 in tax
つい先日、たまたまお客さま所有のミリタリーダービーを写真におさめておりましたので、グッドタイミング、参考にしてください。
来店前にオールソール交換したこの靴を引き取った帰りだったということで、ちょっと見せていただけますか、はいどうぞ、という流れでした。
少々手の込んだソール交換で、ウェルトが付いてコバの張り出しが元々より少しだけ大きくなり、ソールも少し厚さが増しています。ですから、参考になるのは100%ではありません。
リッジウェイソール大好きな多田さん、隙あらばこのソールに替えることを狙っています。
靴の手入れをしっかりされる方なので、手入れ方法など教えられることが多く、また、時々いちご大福やキャッチャーミットを差し入れしてくれる優しいお客さまです。(いつもすみません)
よく穿かれ、よく手入れされた革靴の美しさたるや。
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Fuzz
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