久しぶりになってしまいましたが、Le Laboureur のワークジャケットが入荷しております。
定番のモールスキンで、インクブルーとブラック、クラシックアイテムです。
昨日の Monument by Yarmo と同じく、本来的に非ファッションアイテムです。ラブルールも単純にリアルなワークジャケットとして、同じものをひたすらに、そう、拍手を贈りたくなるほど、ひたすらに同じものを同じようにつくっているメーカーです。
ラブルールは多少の生地のバリエーションを持っていますので、ややファッション性も感じさせはしますが、基本的には、ワークと、実はハンティングなども手がけているのですが、いずれにしても道具としての服を提供するメーカーです。
ですから、まったくのこちらの勝手な意思で、ファッションアイテムと解釈して着てしまうというものです。元来のまず用途や目的ありきで服がつくられ、着ていた時代に思いを馳せ、敬意を払いながら、街でお洒落着に昇華させていこうという試みです。
Fuzz では長い付き合いになるフレンチワークジャケット。ファズスタイルとか制服とか言うつもりはまったくありませんが、このジャケットをどう着るか?というのは、隠れテーマのようなかたちで常に裏側に置いておきたいと思っています。
ポケットがたくさん付いているし、生地も縫製も頑丈だし、汚れても気にならないタイプのジャケットだし、ということで、休日のお父さんジャケットにするのも一つのかたち。もしくは飲みに出かける時に羽織る、『飲んだくれジャケット』。
きれいなシャツやタートルネックにスラックスを穿いて、渋めのブーツなど履いて、最後の外しにこのジャケットを着て、というのもまた一つのかたち。タイドアップしたり、スカーフなど巻いてみたり、あえてコントラストをはっきりさせてみると、ファッションにおける意外性という部分に魅力を感じることができます。
今回、インクブルーの方はコットン100、ブラックの方はポリエステル混紡(コットン67/ポリ33)の現代的モールスキン生地となっています。ブラックの方がわずかに厚みがあり、ポリエステルが入っている分、退色が遅く、さらに頑丈という特性があります。現在のワークウェア的にはこちらがメインに使われているそうですが、見た目や風合いとしてはほとんど違いはないかと思います。
Le Laboureur – Work Jacket *Moleskin
col : Navy / Black
size : 0 / 1 / 2
price : 21,800 (+tax)