comm. arch. – Nylon Ripstop Harrington Jacket.

comm. arch. 新シーズン開幕です。
新作の一番手は、春アウター。シンプルベーシック路線で真正面から。

 

Outline
ナイロン・コットンの素材のハリントンジャケット。
生地はナイロン80、コットン20の極細番手の糸で高密に織られたリップストップ生地を使用。ナチュラルな風合いを出すため、洗いとタンブラーを数回かけて、最後に撥水加工を施しています。
薄地ではありますが、高密織りとタンブラー加工、撥水加工によって、表情のあるしっかりした生地感で仕上げられています。
シルエットはややゆったりした腕まわりと胴まわりですが、はっきりしたオーバーサイズまではいかない、今の感覚でのベーシックなバランスです。
無駄をそぎ落としたシンプルなデザインは、素材の好さ、シルエットバランスの好さがあってこそ。comm.arch. らしい上品さと奥行きを兼ね備えた飽きのこないベーシック型ライトアウターです。

 

陽に当たると生地の表情がよく分かります。
ナイロンベースにコットンが20%ということで、後加工のせいだけではないマットさが感じられます。

 

つくりは至ってシンプルで、デザインも特に足し算があるわけでもない潔いものとなっています。
そしてデザインやディテールがシンプルゆえに、素材感とシルエットの好さがより強く浮かび上がります。

 

シンプルゆえに、着こなしも問われるのかもしれませんが、とりわけ気を遣わなければいけないようなクセがあるわけではありませんのでご安心ください。

薄地の春アウターと言えど、目が詰まって腰があり、かなりしっかり感のある生地なので、遮風性もそれなりに期待できると思います。先日ご紹介した、NANGA のライトダウンをインに着るなどすると、かなり早いうちから楽しんでいただけると思うのですが、いかがでしょう。
と、言ったからには、今実際に合わせて着てみましたが、どちらもMサイズでグレイト・コンビネーションでした。NANGA の春ダウン、やっぱりおすすめです。

 

comm. arch. – Nylon Ripstop Harrington Jacket
col : Blackout
size : 2 / 3 / 4
price : 38,500 in tax

 

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春アウターの紹介ですが、ボトムは思いきり冬でした。この時期はしかたないですね。。
BRENA のツイードトラウザー、ようやく手に入れました。どなたか店頭でお直しをご依頼されるお客さんが現れたら一緒に直そう、と思って待っていたら、ひと月も待つことになってしまいましたので、嬉しさひとしおです。
超ちょっぴりクッションの4センチダブル、真面目かつ実直な頑固親父系スラックスなので、できればスニーカーと合わせたいなというイメージですが、革靴にオイルドジャケットという伝統の頑固スタイルも捨てる必要はないでしょう。

今回の comm.arch. のジャケットもその部類に入ると思いますが、やはり超普通なアイテムは、生地の楽しさが倍増し、素材感や色味への興味が一段深まると思います。
すると着合わせの際にも、そこへの興味が深まり、より楽しくなりますが、考えすぎて難しくなってしまったりもします。

難しくなってきた時に起こすことのできたイノベーション、それこそが君の個性だ。
Nan-ちゃって。

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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1月20日(月) 定休日

Information.

Sale/Outlet のページを更新しました。

今季最終となりますので、恐縮ではございますが、<ウィンターセール> とさせてください。この後には特にキャンペーン的なものも用意していませんので、これでひと区切りとなります。

買いものベースとしても秋冬シーズンの最終節といった時期に入ると思いますので、まだの方は冬物商品の最後のお買いものを済ませていただき、既に終えられている方々はセール品を見わたしたり、眼鏡やバッグ、シューズや財布など、幅を広げて物色していただけたらと思います。

ぼちぼち春の新作入荷の確認などをしていますが、そろそろ気配があるようです。
来週あたりからは新作のご紹介も少しずつ増えていくかと思いますので、そちらも楽しみにしていてください!

 

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1月20日(月) 定休日

“Good Food” around Fuzz.

12月、年の暮れ某日。
朝、目覚めると、僕は珍しくアメリカ人でした。年に数度のアメリカ人の日、このチャンスを逃すまいと、かねてから行こう行こうと思っていたハンバーガーのお店、CHATTY CHATTY へ足を向けました。
スウェットにデニム、ベースボールキャップをかぶり、ブルゾン的なアウターを羽織り、足元はスニーカー。そしてつとめて陽気なメンタルで。

 

開店直後の11時、一番乗りの客としてお店に入り、メニューの中からチェダーチーズのハンバーガーを選び、フライドポテトとコーラと共にオーダー。
ほどなくすると、写真のようなボリュームたっぷりの絵になるバーガーが運ばれてきて、テンションが上がりました。

 

感想は、『うまい』
見た目通りと言いますか、見て分かるうまさです。正直、それ以外になんと書いたらいいのか分かりません。バンズとパティがどちらも独特だと聞いていましたが、そもそもアメリカ人になれる日が少ないため、ハンバーガーを食べる機会が非常に少ない僕には、その独特さを比較対象できる蓄積がありません。
ただ、うまい、の一言しか言えないのが悔しいですが、多くを語る必要がないような気もします。

テレビではもっとボリュームがあり、すごく高さのあるハンバーガーをよく見る気がしますが、食べやすさを考えるとこのくらいのボリュームまでが限度ではないかと感じました。量としてもちょうどいいですし、グッとつぶして、案外こぼさずに順調に完食できました。

 

さほど広くない店内ですが、落ち着いた雰囲気です。人気店なのですぐに来客が増えてきて、やはりランチタイムになると混雑するようですが、テイクアウトもできるので、次回はテイクアウトしようと思いました。
『テイクアウトならアメリカ人でない日も大丈夫ですか?』と店員さんに訊いたら、
『店内でお召し上がりの際も、アメリカ人でなくても大丈夫ですよ』とやさしく教えていただきました。
これが心配でなかなか行けなかったみなさん、安心して行ってみてください。

 

場所は新宿から見るとFuzzの奥方向。Fuzzを出たら、新宿通りを四谷方面に進み、すぐの角(ローソンの角)を左折、次にラーメン屋さんの第一旭のところを右折、そこからずんずん直進すると小さな公園があるのですが、その向かいです。Fuzzから歩いて5分くらいでしょうか。

 

メニューが豊富であることも大きな魅力でしょう。
普段あまりハンバーガーを食べる習慣がなく、かつヤクルトファンの僕は、メニューにこれだけのバーガーの種類があると、ついつい『アイケルバーガー』を探してしまいます。記憶になんてほとんど残っていませんが、ヤクルトの昔の助っ人外国人。何故か名前だけが刻まれてるシリーズの選手です。

みなさんも何故か名前だけ頭に刻まれている外国人助っ人選手の存在があると思いますが、そんな名前が、時に人生を豊かにしてくれると思います。

オグリビー、パットナム、ブリューワ、、
なんて味わい深いのでしょう。
『おぐりびー』と書いて変換したら、一発目は『小栗ビー』。なんだよそれ、吹き出したぜ。

最後に話が逸れましたが、以上、周辺グルメレポートでした。
ハンバーガーを食べる前に、どうしてもスウェットを購入して気分を上げておきたい、という場合は、comm.arch. や alvna、vesti、Ordinary fits など、意外と Fuzz にも豊富に用意がありますので、『チーズバーガーに合うスウェットはどれですか?』など、お気軽にご相談ください。
僕は今季ものの ARMEN モックネックの杢グレーでハンバガりましたが、たいへん気分が上がったものです。

それでは、また次回!

 

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1月13日(月) 定休日

NANGA – Soft Down Varsity Blouson.

初登場、NANGA の春ダウンが入荷してきました。

春の新作服の一番手は、初登場ブランドとなりました。
羽布団のメーカーから端を発するダウンメーカーですが、徐々に展開の幅を広げていき、アウトドアとファッションをミックスしたような商品構成で展開を広げ、今グングンと成長しているブランドです。

 

● NANGA
ヒマラヤ山脈にそびえる標高8126mの「ナンガ・パルバット」、別名「人喰い山」と恐れられるこの山から名をとった「NANGA」は、1994年に滋賀県米原市で創業したダウンメーカーです。数多の遭難者を出してきた俊峰になぞらえたブランドは、まさに厳しい山に挑む精神の象徴であり、そこには「困難だからこそやってやろう、みんなが登らんとこを登ったろうという」という、創業者・横田晃の思いが込められています。
近江真綿布団で栄えたこの地で50年以上に渡って地場産業を支えた、前身の布団メーカーの技術とノウハウを引き継ぎ、NANGAは30年に渡って成長してきました。そのファクトリーブランドとしての矜持は過酷なフィールドで活躍するアウトドアギア、ウエアに引き継がれ、私たちのダウン製品はいま世界へと羽ばたいています。

 

ここ数シーズンでみるみるうちに大きくなってきたブランドですが、みなさんご存じでしょうか。
Fuzz では、まずはダウンマスターとしての側面に魅力を感じまして、お取り扱いに至りました。中わたでは化繊の機能素材がいろいろ出てきていて、僕自身はダウン至上主義でもないのですが、でもやはりダウンに触れるとその素晴らしさは分かります。そして本物のダウンとなれば、できるならダウン専門のメーカーが安心だ、ということで、今回はずっと品揃えが薄かった梅春時期のアウターとして春ダウンをご用意しました。

3月に入ったくらいからでしょうか、世の中は春の気配を必死に探しはじめ、春の雰囲気が自然にできてきます。ですが、実際の気温はそこまで上がらず、春向けのアウターです!という感じのアウターは3月中にはなかなか着られないのが実情です。
そこで、雰囲気としては冬服の重々しさを感じさせず、でも実はしっかり暖かいアウターというのがこの時期に重宝するのだと思います。
春向けの軽やかなコートのインに着たりもできるかと思いますし、単体でもとてもバランス好く羽織れるアウターだと思いますので、自信を持っておすすめできるジャケットとなっています。

 

Outline
ライトダウンのブルゾンジャケット。
ヴァーシティジャケット(スタジャン) をベースにしてデザインされたラグランスリーブのブルゾン型に、やや軽く、薄めにダウンを入れています。
表地はワッシャー加工によって細かなシワ感を持たせた薄地軽量の撥水ナイロン生地が使用され、撥水性能とジャケットそのものの軽さが特徴になっています。
シルエット・フォルムは、胸まわりや腕まわりにほどよく余裕を確保したスタンダードなフィットのノーマル型。窮屈感を感じず、かといってオーバーサイズまではいかず、といったバランスの好いシルエットです。
春と秋はアウターに、真冬はコートやジャケットのインナーとして活用できるよう配慮されたユーティリティなジャケットとなっています。

 

羽織ってみると、とにかく軽いです。そして、羽織って少し経つとすぐにホカホカが発動してきます。
サクッと簡単に羽織ってやけにしっくりくる感じがするのは、シルエットの塩梅がかなりいい感じで設定されているからだと思います。

 

実際に軽く、印象としても軽さがありますので、春の前半まで普通に活躍すると思います。そして、早く新しく買った春のコートやジャケットを着たい!となった場合には、その下にこいつを着てあげれば、新作春アウターの実戦投入を早められるということにも一役買うはずです。

ダウンメーカーズ・ダウンであり、とても気の利いたスペックと、何より自然に取り入れられるバランスの好いシルエットが魅力です。
もちろん、真冬もインナー使いで使いどころはいくらでも作り出せると思います。

Fuzz では久しぶりのダウン製品、プリマロフトやシンサレートなどと着比べたりしながら、是非お試しになってみてください!

 

NANGA – Soft Down Varsity Blouson
col : Beige / Black
size : S / M / L
price : 31,900 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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1月13日(月) 定休日