Jonathan Richard.

Jonathan Richard のキャスケットが入荷しました。
昨年に続き NEWSBOY のモデルで、リネンファブリックのお品です。今季は3色、ブラックとネイビー、さらにダークブラウンはヘリンボーン編みとなります。

 

James Lock と比べたくなりますが、こちらはアイルランド、Lock はイングランド。Fuzz では NEWSBOY と Muirfield。両者、フォルムのクセもやはり違って、しっかりかぶった時に、この NEWSBOY は三角形に近いフォルムになり、Muirfield の方が丸みがあります。そして、意外と NEWSBOY の方がやや深さを感じます。

 

非常に、渋い、ダークブラウン。ブラックのポロシャツと合わせて、ダークだけどクール、といったイメージが自然と湧いてきます。

 

継続のブラックのリネン。

ネイビーのリネン。

Jonathan Richard – NEWSBOY *Linen
col : Black / Navy / Dk.Brown
size : 59 / 60
price : 14,800 (+tax)

 

BRENA – Pants.

BRENA の新作パンツが入荷しています。
真夏まで仕様の薄地のイージーパンツ、2型各2色です。

 

まずはブランド定番の COQ というワイドストレートのモデル。
フレンチワークの隠れ定番とも言えるコックパンツ(料理人の仕事用パンツ)がベースをしてつくられたワークパンツテイストのイージーパンツです。

 

今回使われている生地は綿麻のカルゼ織りというツイル生地です。
コットン80、リネン20、目が詰まった薄地で、しんなりと質感も好いです。
僕が個人的に好きな生地で、リクエストをしたら叶えてくれました。もちろん、ブランドとしての意向と合致したからであることは間違いないですが、悪い意味でなく、小さなブランドさんなので、耳を傾けてくれる姿勢を強く持っておられます。

 

ずどんとまっすぐに太いシルエット。
ウエストはゴムとドローコードのベルトレス仕様、稼動域の確保と耐久性の向上のため、股部分はガゼットのつくりです。

 

好き嫌いがはっきり分かれるワイドストレート。一般的にはアメリカンワーク路線が王道なのかもしれませんが、あえてフレンチワークでいきましょうというのが Fuzz としても共感できるところです。

BRENA – COQ
col : Marine / Black
size : 46 / 48
price : 16,800 (+tax)

 

こちらは今季新設モデルの String Baker。
前述の通り、ワイドストレートの COQ は好き嫌いがはっきり分かれ、どちらかというと玄人好みのパンツであることから、『もう少し楽に合わせられるかたち』 にしたのがこのモデルです。

太めのシルエットではありますが、裾を少々絞って、緩やかにテーパードを利かせています。
こちらもしっかり太いですが、全体のコーディネイトでバランスをとりやすいかと思います。COQ より少々丈感が短く設定され、ちょうどジャストから9分丈くらいの感じになる長さになっています。

 

ウエストはこちらもゴムとコードのベルトレス。ポケットをベイカー方の大きなパッチポケットにして、ルックスでのアクセントにもなっています。

 

シンプルで気が利いていて、生地が好い、そして気軽に穿けるパンツです。

 

BRENA – String Baker
col : Marine / Black
size : 46 / 48
price : 17,800 (+tax)

 

Caboclo – Leather Shoe.

Caboclo のレザーシューズが入荷しました。
昨年の春夏期に登場して今季も再登場。ブラジルのシューズです。

● Caboclo
ブラジルで16世紀から続く伝統的な靴工場と職人を守るため、2006年、スペイン在住のブラジル人 Juliano によって設立されたシューメーカー。
サステナブル(持続可能)を理念に掲げ、ベジタブルレザーとエコタイヤ等、リサイクル可能な素材を使用し、全てハンドメイドによってつくられています。
南米の伝統的な要素と女性デザイナーならではの洗練された部分がうまくミックスされたコレクションはを毎シーズン展開しています。

 

Caboclo のシューズは、デザインがユニークです。日本人の発想ではなかなかこういう感じにならないであろうという、どこから来たのか不明なファッショナブルさを感じます。

今回のこのモデルは、短靴となりますが、シンプルなようでいて、なかなかのクセがあります。

 

シュッとしたスマートなフォルムに、ところどころスタッズが打ってあります。ハードな感じになるかといえばそうでもなく、遊びごころというか、ファッションシューズだな、という印象です。
真面目な日本やイギリスの靴にはないような雰囲気ではないでしょうか。

 

ドレスシューズをベースとする端正な靴もいいですが、純粋にお洒落目的で気軽に履ける革靴としておすすめするアイテムです。

 

基本的にアウトソールは廃タイヤを使っていますので、見た目としては左右非対称となります。
また、Caboclo の靴がヨーロッパを中心に人気が出てきたということで、リサイクルタイヤが間に合わない状況になることがあり、ランダムに普通のゴムのソールが混じることがあるそうです。

 

Caboclo – Leather Shoe
col : Black
size : 41 / 42 / 43
price : 21,800 (+tax)

 

Yan Simmon – Pants.

イタリアのパンツ専業ブランド、Yan Simmon のパンツが新たに入荷しました。
3シーズン目となり、徐々に浸透してきました。今季は初となるデニムラインを1型入れています。

 

5ポケットパンツ型でいわゆるジーンズ、後加工でユーズド顔にしています。
やはりイタリアンフィットのスリムシルエット、ストレッチデニム(伸縮が利くデニム)を使用しています。

 

スキニーシルエットに近い、かなりの細身。
股上も浅く、細身の人が細く穿くデニムです。

 

Yan Simmon – Slim Jeans
col : Used
size : 44 / 46 / 48 / 50
price : 21,000 (+tax)

 

こちら、ツータック、裾ダブル、綿麻生地のカジュアルトラウザー。
やはり細身ではありますが、麻が絡んでいるせいかパチパチの細さではありません。それでもストレッチは入っています。

 

綾目の立ったツイル生地。グレージュとネイビーの2色展開です。

元々ドレスのトラウザーを専業としていたので、つくりは確か。堅苦しさのないスリムなカジュアルスラックスということで、実はなかなか他にないポジションです。あまり本気すぎるスラックスでもなく、イタリアン色気すぎてもまた困ってしまいますが、Yan Simmon は非常にいい力加減ではないかと思います。

 

Yan Simmon – Linen Cotton Trouser
col : Greige / Navy
size : 44 / 46 / 48 / 50
price : 19,000 (+tax)