FUJITO – Jackets, Coat.

FUJITO の新作が届いております。
ジャングルファティーグジャケット、シャツコート、いずれも再登場のモデルとなりますが、生地違い、色違いとなります。

 

今季のジャングルファティーグジャケットは、綿麻素材の薄地生地。薄地とはいえ、高密織りのためしっかり詰まっていて、かなりしっかりした生地感です。
リネンの節によってスラブ調になっていて、奥行きのある表情をしています。

 

オリジナルではウエストに絞りが入っていたりしますが、縦横のバランスからしっかりシルエットを整えて、フロントをスナップボタンに、横からも手を差し込めるポケットにしたり、細やかなアレンジも効かせています。

 

元々トロピカルジャケットでもありますので、ジャケットとしてそもそも春夏感がありつつ、ミリタリールーツということで、合わせ方の自由度は高く、使い勝手のよいジャケットかと思います。
シャツスタイルでも、丸襟のカットソースタイルでも、デニムでも、スラックスでも、という感じで、ラフに着てもきれいに着てもバランスよく合わせられるはずです。

 

FUJITO – Jungle Fatigue Jacket
col : Olive / Beige
size : 1 / 2
price : 36,000 (+tax)

 

こちら、シャツコートも再び登場です。
シャツとしては厚いけどジャケットとしては薄い、という絶妙のウエイト感のシャツベースのコートとなります。

ラウンジコートのような、ワークコートのような、やはり自由にがさっと羽織ってしまえる便利なコートとなっております。

 

スタンドカラーで、シルエットはゆったりめ。軽く袖口をまくって、ざっくり羽織るようなイメージでつくられています。
なんとなく上品な雰囲気がありながらも、かしこまらずにラフに着れる気安さがポイントでしょう。

 

他にはポケット縫製の補強、背面ギャザーなどのディテールが見られ、シンプルなアイテムではありますが、しっかりつくられていることが分かります。
こういった細部のつくりの好さが、着た時の微妙なニュアンスにつながっていくのだと思います。

 

FUJITO – Shirt Coat
col : Charcoal
size : 1 / 2
price : 26,000 (+tax)

 

PESCADOR – Leather Sneaker.

PESCADOR というブランドのレザースニーカーをご紹介します。
ポルトガルの無名ファクトリーブランドですが、なかなか面白いプロダクトです。

 

『ポルトガルの靴工場ですよ』 ということだけ聞いていて、他に特筆することは無いようです。ポルトガルとスペインには、請負で靴をつくるファクトリーが数多くあり、その中の一つということです。いろいろなブランドのいろいろな靴をつくっていて、自社ブランドでもいろいろとつくっていて、とにかくファクトリーとして、いろいろな靴がつくれます、というようなメーカーがこの界隈にはたくさん存在し、かなりの種類の靴が存在する中から、こういう輝きを放つ一足が飛び出してきたりするわけです。

 

テニスシューズタイプのレザースニーカーは常に探していて、こちらもその一環です。
厳密にはカジュアルシューズをつくるメーカーなので、スポーツブランドがつくるスニーカーとは多少ニュアンスが違っているのですが、でもやはりテニス感はとてもあるように思います。

このスタイルのこの佇まいは、どんなコーディネイトにもしっかりはまってくれて、とりわけ上品な着こなしにも使えるのが嬉しいポイントです。巷ではハイテクスニーカーの人気があるようですが、我々のベースはやはりローテクです。

 

大きな特徴としては、ライニングのない一枚革でつくられているところです。履き口は切りっ放しで、クッションも入っていなければ折り返しの縫製も無いので、非常にすっきりしています。
ただ、切りっ放しの仕様のため縁に腰がありませんので、この部分に余裕が生まれると波打つ感じにはなってしまいます。そこは愛嬌として捉えてください。

 

ワイズはやや広めと言え、甲の高さはしっかりあります。アウトソールもほどほど厚く、つま先も尖りが緩いので、シルエットとしてはぽってり型の部類に入るかと思います。
さっぱりデザインに、ぽってりフォルムということで、ファッション的には使いやすいバランスになっていると思います。

 

白のレザースニーカーは、年間を通してあらゆるコーディネイトで使えますので、着こなしの部分で重宝すると思います。特にこれからの春夏シーズンは、気分として白いスニーカーが履きたくなることが増えると思いますので、来るべき春に向けて、是非チェックしてみてください。

 

PESCADOR – Leather Sneaker
col : White
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 14,800 (+tax)

 

VESTI – Sweat Zip Jacket.

イタリアの VESTI のスウェットジャケットが入荷しました。

シンプルなジップアップのスタンドカラータイプ、好評に付き 3回目の登場となります。
継続のネイビーとブラック、新色のグレー、カーキを加えて4色での展開となります。

 

ごくごくシンプルで、もっと言ってしまえばなんということもないスウェット地のジャケットです。裏パイルでさほどの厚みはなく、より正確に言えばフレンチテリーという生地なのですが、肉厚の裏毛スウェットとはやや趣が異なり、使い方も多少違ってくるかと思います。

襟は立てても寝かせてもどちらでもという感じで、シルエットはややゆったり気味。決してタイトではなく、イマドキなオーバーサイズを狙ったものでもなく、アームホールの緩さなどを見ると昔ながらの無造作なゆったり感であることがうかがえます。

 

気張って着るような雰囲気でもなく、プライスから察しがつくと思いますが、吊り編みとかコットンの品質が、というものでもありません。(むしろポリエステルが30%入ります)

ですからスウェットというアイテムに強いこだわりがある人には勧められませんが、そうでもない人や使い分けを考える人には、一着持っているといいですよ、というスタンスでけっこう強くお勧めしたいです。
実は僕自身があまりスウェットに思い入れが強い方ではないので、このあたりにまったく抵抗がなく、むしろポリエステル混だと縮まなくていいや、気兼ねなく洗えていいや、というスタンスなのです。平日の開店前の時間に写真を撮ったりなどの作業をするのですが、実際にこういう動きやすくて脱いだり着たりしやすいものは重宝しますので、けっこうな割合で着てしまっております。

高級なスウェットというのはやはりしっかり格好いいですが、ではそこを求めない場合の 『そこらへんにあるスウェット』 というものが、実はけっこうしっかり格好よすぎたり、イマドキすぎたりです。求めていないのですから、ちょっと野暮ったさがあって、ヨーロッパのものである、というのが実は絶妙な解答である、ということのようです。

実際は、なんてことないこういう羽織りは、オフィスやリビング、ちょっとすぐそこまでの外出など、何かと重宝するものなので、手に入れてしまうと悔しいほど着てしまうことになったりして、多少、不本意に思ったりもするとかしないとか、、。

 

VESTI – Sweat Zip Jacket
col : Navy / Black / Grey / Khaki
size : S / M / L
price : 7,800 (+tax)

 

MIDA – Harrington Jacket.

MIDA のハリントン・ジャケットが入荷しました。
ブランドオリジナルのスペシャルファブリックを用いたブルゾンジャケットとなります。

さりげなく、スマートに、そして男っぽく、というタイプのジャケットです。

 

ドッグイヤー型の襟が特徴の短丈ジップアップブルゾン、大人が好むカジュアルジャケットとして確固たる地位を築いているハリントンジャケット。イギリスの Baracuta のジャケットを祖とするため、そのモデル名になっている G9ジャケットなどとも呼ばれます。
アイビーリーグ的な文脈だったり、モッズ的な文脈だったり、さまざまなシーンで登場してきたことで、ファッションの歴史にその名を刻んできたトラディショナルなカジュアル・ジャケットと言えるでしょう。

 

MIDA では、このハリントンジャケットのデザインを奇をてらうことなく再現して、ファブリックでオリジナリティを表現しています。
イタリアルーツのブランドながら、ジャパニーズファブリックの素晴らしさに惚れ込んでいるという背景があり、日本のテキスタイルメーカーと共同でオリジナルの生地をつくったりしています。

この生地はブランドの代名詞的なものとなっていて、ポリエステル+ナイロンのマイクロファイバー糸を強固に織り込んだハリ感充分な生地に、後加工によって適度なパッカリングを起こさせた特殊なファブリックとなっています。
極細糸の度詰めの度詰めなので、地は薄くてもしっかりした強さが感じられ、薄くて軽くても、『しっかりしたジャケット』 という印象となります。

 

ディテールも丁寧につくりこまれ、シルエットはスマートに。
コンパクトでシャープなルックスですが、大人向けのパターンは胸周りは意外ときつくないつくりになっていますので、パチっと合わせてしまって大丈夫です。(お腹の方は自己責任でお願いします。笑)

なんだかんだで残っていく、メンズならではの定番アイテムのうちの貴重な一つでしょう。定番とされるにはそれなりの理由があるはずで、歴史的事実やらディテールの秘密やら、さまざまあるのでしょうが、どんな定番でも、やはり一番にくる理由というのは 『格好いい』 というシンプルなものかと思います。
あらゆる年代、あらゆる場所で、男達に支持されてきたということですね。

 

MIDA – Harrington Jacket
col : Beige
size : 44 / 46 / 48
price : 33,000 (+tax)