James Lock – Muirfield.

James Lock のキャスケット、Muirfield が入荷しました。

昨年が発注できなかったため、秋冬商品の在庫がほとんど無い状態が続き、待望の、という感じです。2年ぶりの入荷は、ツイードを3種類、ローデンクロスを3色、という内容です。

 

●James Lock
Lock & Co. HATTERS. として 1676年、ロンドンのセント・ジェームス通りにて創業。 300年以上の歴史をもつ世界最古の帽子専門メーカーです。
英国王室御用達のロイヤル・ワラントを授かる由緒正しいメーカーであり、長年にわたって変わらぬ職人気質の姿勢を貫いてます。
古くは 元英国首相チャーチル、ネルソン提督、ウィンザー公、チャップリンなど、そうそうたる顔ぶれを顧客にもち、現在もイギリスを代表するブランドとして圧倒的な知名度を誇ります。

 

イギリスの冬アイテムの定番、ウールツイード。本場英国クラシックの雰囲気を一番強く感じさせてくれるのではないでしょうか。
単純な色違いではなく、それぞれ生地そのものが違うので、厚さや風合いが異なります。

 

ベージュ系のヘリンボーンツイード。ウィンドーペンのチェックが入り、渋いです。

 

これだけ Harris Tweed の生地になります、これもヘリンボーン。細かいミックス調の色合いで、全体としては渋いトーンです。けっこう厚地です。

 

織目は見えにくいのですが、おそらくこれもヘリンボーンで、色味がブルー系です。意外と Fuzz では無かったカラーでした。

 

James Lock – Muirfield *Wool Tweed
col : Beige / Greige / Navy
size : 58cm / 59cm / 60cm
price : 19,000 (+tax)

 

前回入荷時に好評でした、ローデンクロス。好評を受けて、ブラック、チャコール、ブラウン、3色展開としました。

 

オーストリア・チロリアン地方が発祥の 『ローデンクロス』 というウール生地。アルパカ混で毛足が長く、独特で美しい表層が特徴です。もともと当地の伝統的なコートなどに用いられる生地ということで、毛足の長さは保温性はもちろん、撥水のためでもあるようです。

 

ブラック。

 

チャコール。

 

微妙なブラウン系で、『チャコールブラウン』 という表記にしました。

James Lock – Muirfield *Loden Cloth
col : Black / Charcoal / Charcoal Brown
size : 58cm / 59cm / 60cm
price : 19,000 (+tax)

 

Information.

2020年秋冬・通販キャンペーン

①5000円(税込)以上お買い上げで送料無料
②新規会員登録で 500ポイント贈呈
③会員利用のポイントアップ( 通常3% → 5%)

期間は本日より、12月25日まで

----------------

 

こんにちは、Fuzz の松崎です。
入荷続々、秋冬のトップシーズンに入って以降、順調に盛り上がっていたところでしたが、11月に入ってちょっと不穏な空気が流れ出しました。現状、店頭ではそれなりに忙しくはしているのですが、Fuzzの11月は1番の繁忙期、この時期はできるだけ活発になっていただきたいところです。
特に通販の方が少し静かなので、ここからクリスマスまで、ささやかながらサービスを実施させていただくことにしました。まだ秋冬新作の入荷は続きますが、ここで早めの景気対策です。
是非、テンションの上がる秋冬のお買い物を!

 

John Tulloch – Knoll Crew Neck Pullover.

John Tulloch の新作ニットが入荷しました。
スコットランドのシェットランドセーターが有名のジョン・タロックですが、今回の品はイングランド生産でピュアラムズウール、適度なデザインが入ってという珍しいものです。

 

クルーネックでゆったりシルエット、裾サイドにスリット、という変型版。あるインポーターさんが今の流れを汲んでオーダーを入れたものということで、これはと思い乗っかりました。
スコットランド製でなくイングランド製というのは、単にあちらの都合です。大きなニットメーカーなので、スコットランドにもイングランドにも工場があるというだけの話でしょう。

 

薄からず厚からず、中厚地のミドルゲージニット。見た目、質感共にシェットランドウールに近いものがあると思いますが、ラムという記載になっています。
シームレス、いわゆる丸胴のホールガーメントのニットは健在です。

 

クラシックなイギリス系ニットの顔を持ちながら、ちょっと気が利いているというセーターです。ピタッと着るベーシックなセーターに飽きたという人は、試してみる価値があると思います。
流行のビッグシルエットやオーバーサイズというわけではなく、”ゆるり感” を入れたというくらいなので、まったくクセは無く、気持ちよく着られると思います。

 

John Tulloch – Knoll Crew Neck Pullover
col : Pebble / Cossack
size : S / M / L
price : 13,600 (+tax)

 

Hackney Union Workhouse.

Hackney Union Workhouse より、新入荷、今季入荷分、全てご紹介します。
4モデルですが、どれも既に店頭で好評を博しており、魅力的な品々となっております。

まずは久しぶりにブランドの紹介文を再掲しましょう。オフィシャルリリースです。

● Hackney Union Workhouse
英国サフォック州にある、さびれ崩れかけた19世紀のスローターハウスからハックニー ユニオン ワークハウスというブランドが生まれました。
ヴィクトリア時代の街並みを思い浮かべながら、職人やミュージシャン達のカジュアルなスナップ写真に興味を持ち、当時の写真の中に見られる独特のジャケットや帽子などの服は手作りでしかも長持ちします。きちっときまる服なのに普段着感覚、古い物の中にある新しさ、ファブリックのコントラスト、織物の手触り、そして粋な着こなし。そのすべてが現れる様な服を作りたいと思いました。
ハックニー ユニオン ワークハウスは、時間と技術を尽くしたパターン製作にあります。工房に来るパタンナーは、ロンドンはサビルロウのハンズマンで長年修業したマスターパタンナーです。どのデザインがどの生地に適するか、古いものと新しいものをどのようにして組み合わせるか、製作のプロセスは一番活気のある楽しい時間です。

 

毎年好評の Fisherman Long Coat。
今季は上品なツイードファブリックで登場です。

 

ポルトガルの老舗ミルによるシェットランドウールを素材とするやわらかなツイード生地です。毛羽立ち感もほとんど無く、生地面がきれいに揃っていて非常に上品です。
シェットランドなのでとても軽いと言うことも大きな特徴でしょう。そのためか、だいたい裏なしの一枚地であるところ、今回はコットンの総裏地二重の仕様になっています。この裏地もどうしても凝ってしまって、イタリア製のいいものだそうで、確かに軽くて柔らかいです。

 

大きな特徴は、大ぶりでおもしろい付き方をしているフードです。ドルマンスリーブ気味で身幅はゆったり、けれどボディはさほどルーズではなく、案外すっきりしたシルエットです。

 

独創的なデザインですが、羽織ってみれば案外と奇抜ではなく、普通のスリムなボトムなどとも好相性です。奇をてらったものでなく、実際、普通に格好いいし、モノがいい、というコートです。
Workhouse 的クラシックアイテム、つまりブランドの代表的なプロダクトとして継続展開されているのですから、さもありなんでしょう。

 

Hackney Union Workhouse – Fisherman Long Coat
col : Khaki
size : S / M
price : 68,000 (+tax)

 

同じ生地でベスト。
ベストアイテムも Workhouse 的バランスで、ファンが多いです。

トラッドのベスト、アウトドアのベスト、ワークウェアのベスト、どれとも違うオリジナルなバランスで、ややルーズで着丈がしっかり。しっかりした着丈があると、アウターとして着ている時に落ち着いた風情でバランスが好く、そこが人気の秘密だと思います。
アメリカンアウトドアのようなガバッとした身幅ではなく、印象としてはシュッとした感じではある、しかしトラッドのベストのように、キュッとしたコンパクトで窮屈な感じはない、という感じ。

 

デザイン的にも独特の味付けが為され、総じて他にないベストになっていると思います。このブランドならでは、というオリジナリティがうまく発揮されているグッド・プロダクトです。

 

Hackney Union Workhouse – Classic Gillet
col : Khaki
size : S / M / L
price : 35,000 (+tax)

 

初めてのセレクトとなります、パンツアイテム。
デッドストックのウールファブリックを使ったもので、生地惚れです。

 

Workhouse のデザイナーさんは、常日頃からデッドストックを探し回っていることで有名で、度々魅力的なデッドストックファブリックによるアイテムがリリースされます。
今回のこの生地も年代等不明のようですが、味わいのある色合いがなんとなくヴィンテージを想起させ、何とも形容しがたい魅力を感じさせてくれます。

 

生地の種類としてはウール100のメルトンで、しっかり地厚の冬向け生地です。

2タックでゆったりのごく緩いテーパードライン、丈はジャストからやや短めという、シルエットもまたあまり他では見かけないようなバランスです。
けっこうなボリューム感があり、ファブリックの魅力と相まって、しっかりと存在感のあるパンツとなっています。

 

Hackney Union Workhouse – Top Boy Trouser
col : Mole
size : 32 / 34
price : 34,000 (+tax)

 

最後はコットンスカーフ。
コートとベストの裏地で使われているもので、イタリアンコットンのソフトな生地となります。
これを縦長に折りたたんで縫い合わせ、縫った側の端をカットしてほつれさせています。また、両端が斜行したフォルムとなっていて、そこも独特。

 

巻き方はアズユーライクですが、いずれにしてもスタイルにちょっとしたアクセント、ニュアンス、影、みたいなスパイスを利かせるためのアクセサリーだと思います。

 

Hackney Union Workhouse – Workhouse Scarf
col : Black
price : 6,000 (+tax)