VESTI – Felpa Manica raglan.

VESTI の新作スウェットアイテムが入荷しました。
裏フリースのスウェット生地で、ハーフジップ2色、フルジップ2色。使いやすいスタイルのスウェットウェアです。

 

VESTI は生地メーカーを母体とするイタリアのブランドです。カットソーやスウェットアイテムをメインプロダクトとし、生地メーカーの強みから、イタリアメイドでありながらも良心的なプライスを実現しています。

まあまあ、もはや日本製のカットソーよりお求めやすい価格になってしまっていますが、さすがにある程度量産をする大衆向けのブランドではあります。
コットンの質がどうとか、編み立てがどうとか、その辺の追及は日本のブランドに任せるとして、VESTI のスウェットはもう少し気楽なカジュアルウェアとして、便利に、気軽に使っていくアイテムとして見ていただけたらと思います。

こういったシンプルで使い勝手が好いアイテムこそ、よく分からないけどヨーロッパのもの、というのは意外と効いてきます。
どういうわけか、あまりにも使いやすくて、色々ちょうどよくて、そしてプライスもお手頃な日本製のアイテムというのは、何か残念な気配を帯びたり、悪い意味での野暮ったさを感じるものが多いです。なんだか気が利きすぎて醒めるな、みたいな。
不幸にもその辺の機微が分かるようになってしまったら、こういったインポートのアイテムの、謎のニュアンスの方へ寄っていくのがいいと思います。

 

こちらはハーフジップタイプ。
襟の大きさや広さがほどよいバランスで、シンプルに着て絵になってしまいます。

 

Outline
ハーフジップのスウェットプルオーバー。
コットン70、ポリエステル30、裏面を掻いて起毛加工を施した裏フリースのスウェット生地を使用。スウェット生地としては、起毛のふわふわ感を含めて厚手までいかない標準的な厚さです。
シルエットは特に細身でもなく、オーバーサイズでもなく、クラシックな標準型となります。
襟のスタイルは、締め切って立てる、開いて立てる、折って寝かせる、とアレンジが利き、着こなしに役立ちます。

 

ちょっと大きめですが、Lサイズを着ています。ヨーロッパのブランドですが、さほど大ぶりなサイズ感ではないので、サイズアップもありかなと思います。
Mサイズでも普通に着られたので、どちらを選ぶかは着こなしの好みにより、ということになるでしょう。

 

VESTI – Felpa Manica raglan Half Zip
col : Verde Prato / Cenere
size : M / L / XL
price : 10,450 in tax

 

フルジップのタイプは、かなり前に扱ったことがありますが、その時と生地が違っています。
わたくしも所有していますが、やっぱり便利で、今でも普通によく着ています。

 

Outline
フルジップアップのスウェットジャケット。
コットン70、ポリエステル30、裏面を掻いて起毛加工を施した裏フリースのスウェット生地を使用。スウェット生地としては、起毛のふわふわ感を含めて厚手までいかない標準的な厚さです。
ほどよい高さと開きの襟、ラグランカラー、フロントポケット付き、シルエットは特に細身でもなく、オーバーサイズでもなく、クラシックな標準型となります。
フルジップアップで着脱しやすく、使いやすさが一番の魅力です。アウターでもインナーでも、また街着としても、部屋着としても。

 

こちらは普通にMサイズを着ています。
もちろん、オーバーで着るのも悪くないと思います。

フルジップアップはフーデッドのタイプが多いと思いますが、この襟も負けずに使いやすいです。
以前展開した時は、オフィス用にすると言っていた人が多かったように思います。

 

VESTI – Felpa Manica raglan Zip Up
col : Blu / Nero
size : S / M / L
price : 11,550 in tax

 

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9月15日(月) 定休日

SOUTIENCOL – WORK.

SOUTIENCOL の新作シャツが続きました。
少し前から展開されていたモデルですが、Fuzz では初登場、ワークシャツスタイルの “WORK”、繊細なデニムシャツです。

 

Outline
ワークシャツスタイルのデニムシャツ。
レギュラーカラー、両胸フラップポケット、カーキ糸のステッチワークが特徴のワークシャツです。ドレスシャツをルーツにする他のレギュラーモデルと比べ、ややゆったりしたスタイルとなっています。
生地は4オンスのキメの細かいシャツ用のデニム。目の粗いワークテイストではなく、細番手糸によるドレステイストのデニム生地となります。
ベーシックなフィットとサイジングのレギュラーシルエットですが、SOUTIENCOL のボタンダウンシャツのモデルと比べると肩、胸まわりがわずかにゆったり取られ、よりカジュアルなバランスとなっています。
SOUTIENCOL シャツではカジュアル感の強いモデルですが、レギュラーカラーでも襟の美しさがしっかり感じられ、上品、上質なファブリックも相まって、やはりラフな印象になり過ぎないスマートなシャツとなっています。

 

どちらかというとコンパクトかな、という感じのバランスの好いレギュラーカラー。飽きのこないベーシックなフォルムと大きさで、自然な印象とおさまりの好さを感じます。

 

ザラッと目の粗いデニムではなく、細番手糸による薄めのデニム生地。薄いと言ってもシャツとしてはこれが普通という気地厚で、デニムなので綾織り、つまりシャツの基本である平織り生地より柔らかさがありますので、普通の厚さの普通に着やすいソフトな生地感です。

 

カーキのステッチがまたワークな雰囲気を盛り上げていて、時々出てくるケロが裾に付いています。どういう基準でケロが出てくるのかは僕も分からないので、こんど聞いておきます。

先日ご紹介した Re IVY LEAGUE もカジュアルで着ていただくシャツですが、ベースはドレスシャツなので、ある程度きっちり感を残しています。対してこのモデルはワークシャツをベースにしていますので、もう少しカジュアルな雰囲気が増して、着た時にくだけた雰囲気になりやすいです。
そして、本質的には『ラフに着こなしてかえって上品さが際立つ』というタイプのシャツであると思います。

 

SOUTIENCOL – WORK *4oz Indigo Denim
col : Indigo
size : 2 / 3
price : 21,780 in tax

 

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さてさて、シーズン立ち上がりの入荷のペースが、例年より好い感じで来ていますので、秋モードにスイッチする人も増えてきました。
まだ暑いから秋の服はまだ、、という声もありますが、では少し待てば変わるか?いや待ってもムダか、行こう、という感覚の方も多いみたいです。
わたくしの方でも心の中の松尾芭蕉が一句詠みたがってきていますので、そろそろな感じがしております。

今年の秋冬シーズンも熱いラインナップとなっておりますので、さまざまな趣向のお客さま方がおられますが、おそらく、何かしらみなさまそれぞれのアンテナにひっかかると思います。
今シーズンも楽しんでいきましょう!

 

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9月15日(月) 定休日

SOUTIENCOL / Re Ivy League.

SOUTIENCOL の新作入荷が続きます。
本日はたいへん SOUTIENCOL らしいチェックシャツが届いております。

 

秋冬でよく出てくる『シャーリング生地』を使った Re IVY LEAGUE です。
今回はヘリンボーンでシャーリングで、ナイス配色のチェック柄。さらりとカジュアルに着こなすイメージがすっと湧き、続けてジャケットやカーディガンと調子好く合わせるイメージが湧いてきて、、もうたまりません。

 

Outline
ブランド定番のボタンダウンシャツ。
Re Ivy League は元々定番モデルとして展開されていた Ivy League の改良版として、ごくわずかに肩幅、胸まわりを大きくするというサイジングの微調整が加わっています。
端正なボタンダウンカラーに、スタンダードなフィットとサイジング。トレンドに左右されないベーシックな大人のシャツです。
ファブリックはヘリンボーン・シャーリングチェック。シャーリング(波打ち) 加工によりナチュラルな生地感となり、ツイル編みの生地のためソフトな質感と肌触りが特徴です。起毛は無く、地厚も中厚ですが、柔らかで温かみを感じる秋冬の雰囲気です。

 

波打ち感と綾織りの影響で、なんとなく厚みを感じますが、生地は厚いものではなく、重たいものでもなく、柔らかな肌当たりが心地好い生地となっています。
秋冬の雰囲気がありつつ、生地感はヘビーではないので、秋が深まるのを待たずに早いうちから着られると思います。

 

美しいボタンダウンカラーとバランスの好いスタンダードフィットのシルエット。
いつも言っていますが、ジャストサイジングでスマートにシャツを着るスタイル層には、まずはこの SOUTIENCOL がおすすめです。

年齢層問わずにおすすめなので、特に30代前半あたりの、これから落ち着いた大人のスタイルに移行していくぞ、でもまだ SOUTIENCOL のシャツは着たことありません、というみなさんに是非手を伸ばしていただきたいです。

それ以上の年代の長年 SOUTIENCOL シャツを着続けている人については、わたくしがどうのこうの言わずとも、いや、むしろ静止しても手を伸ばしてくるのでモウマンタイでございましょう。

 

SOUTIENCOL – Re Ivy League – HBT Shirring
col : Blue Grey Check / Navy Check
size : 1 / 2 / 3
price : 21,780 in tax

 

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9月8日(月) 定休日

SOUTIENCOL – McQueen.

SOUTIENCOL の McQueen ジャケットが今年も入荷しました。
ブランド定番の、スウィングトップ・ジャケット!

 

定番としてアップデートを加えながら長年展開しているブルゾンジャケットのモデル、McQueen ですが、昨年の好評を受け、今年は生地、カラー、仕様を変えずに再登場と相成りました。
Ventoene という化繊混のテクニカルバーバリークロスを使用しています。

 

イギリス発祥の動きやすいスポーツジャケット。正式にはハリントンジャケットと呼ばれ、ヨーロッパでは身近な感覚でゴルフジャケットとも呼ばれたりします。
元々はゴルフ用として、短丈で動きやすく、雨除けにも、という目的でつくられたもので、『スウィングトップ』という名称は、SOUTIENCOL デザイナーの三浦さんの師匠筋である石津謙介氏がつくりだした和製英語ということです。

実用だけでなく、ファッションシーンにおいても長年愛され続けていて、いわゆるクラシック系の、メンズの普遍的なスタイルのジャケットと言えるでしょう。

Outline
ブランド定番のスウィングトップジャケット。
ドッグイヤーカラー、ラグランスリーブ、アンブレラヨークとクラシックなディテールを備え、総裏の二重仕立て。長年の定番をしっかりと抜かりない仕様で仕上げています。
シルエットはショート丈のすっきり型ではありますが、従来よりややアーム全体をゆったりさせ、シルエットバランスのアップデートをはかっています。
ファブリックはバーバリークロスの一種である Ventoene を採用。コットンと合繊フィラメント糸の交織、かつベンタイルと同様の織りによって高い撥水性と耐久性を備えたギャバジン生地となっています。
裏地は胴部がコットンネル、袖部が滑りの好いポリエステル生地となっています。

 

王道的なディテールワークで、奇をてらわず正面からつくりました、という感じです。
アイビースタイルのアイコン的存在であるスティーヴ・マックイーンがよく着ていたジャケットですが、そのアイビーの日本における祖といえば VAN であり、その親玉が石津氏であり、そしてその弟子である三浦氏が手がけるわけですから、つまりは本流ということです。

クラシックアイテムこそ、着こなしは自由に。むしろ常に新しい可能性を感じさせる力を持っているのがクラシックアイテムと呼ばれる由縁でもありましょう。
歴史に縛られることなく、その時々の気分で新しい格好よさを探っていただけたらと思いますし、そもそもその姿勢こそがアイビースタイルの本質であるはずです。

まあまあ、アイビーという語が多発されてしまいましたが、より本質的な意味での『男のクラシックアイテム』という解釈をしていただき、颯爽と、さりげなく、そして味わい深く、着こなしてやってください。

 

SOUTIENCOL – McQueen *Ventoene
col : Khaki
size : 2 / 3 / 4
price : 40,480 in tax

 

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