KaILI – ARMCHAIR.

KaILI のトートバッグが新たに入荷しました。
ここまで紹介してきたモデルとまた違ったタイプですが、やはり KaILI のオリジナルを感じさせてくれる秀作です。

 

よりタフな素材とシンプルなデザインで、毎日使うビジネスユースも視界に入るモデルかと思います。ただ、『ビジネスユース』 のためのバッグではなく、もっと広い観点で見られるべき必殺のトートバッグかと思います。

 

Outline
シンプルなデザインのトートバッグ。舟形ではなく、スクエアに近い見え方をするよう意図してつくられています。
ファブリックは 1680デニール×840デニールの強靭なコーデュラナイロンを使用。高い耐久性とほんのりと光沢感のある上品なたたずまいが特徴です。
タフな素材ですが、さらに底面に VIBRAM 製のシートを貼り付け、最もダメージを受けやすい箇所である底部分の強度を高めています。

ハンドルは 38 mm ナイロンテープを二つ折りにして細く、強くしています。二つ折りにすることで硬さが増し、安定感のある美しいカーブを描き、またバッグ全体の印象を独特なシャープなものにしています。
グリップする部分にはレザーが巻かれ、握り心地の好さと高級感を高めています。

口部分にはマグネットが内蔵され、口を閉じることができ、また開閉も容易です。
シンプルでクリーンなルックスを重視して、あえて外ポケットは付けず、内装のポケットを充実させています。片面はダブルジップで全面を使った大きなポケット、もう片面は3つに区分けしたやや浅くしたポケットを備えています。

ビジネスユースにも充分耐えうるクリーンで高級感のある雰囲気ですが、耐久性と機能性だけにとらわれずに KaILI 独自のエッセンスが加えられています。結果、硬派なビジネス系ナイロンバッグとは一線を画し、シンプルでありながらもしっかりとデザインを感じさせるバッグとなっています。

ハンドル部分を二つ折りにすることで、細く厚くしている部分が実は肝になっている気がします。ここが細いことで、シャープ、スマート、すっきり、といったキーワードが自然と浮かんだのですが、これで他のバッグとの明らかな印象の違いにつながっているように思います。

あとは実用性を考慮した内装ポケットの配置があり、足るを知る、つまり機能過多によるロマン低下を避け、素晴らしい着地を遂げていると思うのですが、いかがでしょうか。

 

やや大ぶりサイズで、メンズ的にはこのくらいのサイズの方が服飾的バランスが好ましいように思います。
実際しっかりしていて使いやすい、しかしなんとなく埋もれない、キラリと光るさりげないセンスを感じるではありませんか。

 

KaILI – ARMCHAIR
col : Black
price : 35,200 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
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9月18日(月/祝) 定休日
9月25日(月) 定休日

KaILI – Game Pocket.

KaILI のバックパックが入荷しました。
ブランド創設当初からマイナーチェンジを繰り返しながら展開されている定番モデル、Game Pocket です。
ベーシックの中に、オリジナル、新しさを加えた逸品です。

 

Outline
シンプルながらも特徴的なポケットを備えたブランド定番のバックパック。約20リットルの容量のベーシックな中型サイズとなります。
ボディの素材は軽量で耐久性に優れた500デニールのコーデュラナイロンが使用され、さらに内部はフルライニング(ナイロン生地)のしっかりした構造となっています。
立体的なパターンとカーブしたハーネスによって身体になじみやすく、丸みのある、柔らかさを感じるフォルムも特徴的です。
外装のポケットは、ファスナー付きの大きなポケットに加え、左右から手を差し込める “ゲームポケット”を装備しています。ゲームポケットは、ハンティングジャケットやハンティングバッグからの着想で、ファスナーやボタン無しでそのまま手を差し込んで物を出し入れするポケットです。バッグを背負ったまま手を伸ばして、ポケット内部にアクセスすることが可能です。
内装には 13インチのノートパソコン用スリーブ(緩衝材入り)と2つのポケットが備わります。
ベーシックなバックパックの体裁を取りながら、充分な機能性、実用性を備えつつ、ブランドのオリジナルのアイディアとデザインがこめられたバックパックです。

 

メインの素材は500デニールのコーデュラナイロンです。あえてゴリゴリの太糸でなく、軽さと柔らかさを重視し、その分、ナイロン生地での内張りがありますので、強さはしっかりしたものになっています。
軽量で堅牢、撥水性にも優れています。

 

ファスナー引手にはレザーを。

 

フロントのポケットはファスナー付きで、深く、大きいつくり。
そのさらに外側にモデル名となっている “ゲームポケット”。

 

左右貫通した開口ポケットで、口部分から下に深さがありますので、すぐに飛び出してしまうということはありません。
背負ったままの状態で、手を後ろに伸ばし、このポケットに手を突っ込むことができてしまい、便利です。肩関節の柔軟さも最低限必要ですが。

 

ハーネスは身体に沿うよう配慮されたフォルムで、長さの調節も簡単です。

内部には、背側に13インチノートパソコン用のスリーブが備わり、その外側に少し浅くした2つのポケットを配しています。

ミニマルな面構えでクリーンな印象ですが、フォルムは少し独特です。どことなく愛嬌があるというか、味わいがあるというか。

 

ショルダーバッグから巾着、バックパックと出揃ってきて、KaILI の全貌が徐々に明らかになってきたかと思います。
是非じっくりとチェックしてみてください。

 

KaILI – Game Pocket
col : Olive / Black
price : 29,700 in tax

 

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8月14日(月) 定休日
8月15日(月) 夏休み

KaILI – Not Compact Ecobag.

KaILI のバッグを続けてご紹介します。
巾着型ポーチとトートバッグ、変形型2WAYバッグの Not Compact Ecobag。
こちらのモデルはマダムやマドモアゼルにもおすすめです。

 

Outline
巾着、トートバッグと姿を変える2WAYバッグ。
トートバッグの上半分を内部に折り込んで巾着型ポーチになる仕様です。
ファブリックは天然染料で染めた(Vegetable Dyed)リサイクルナイロン。純粋なブラックとは異なり、また一般的なナイロン特有の光沢とは違った鈍い光沢感が特徴です。使い込むことで色がフェードしていく生地となり、経年変化も魅力となっています。
とても手軽なバッグですが、シンプルに徹したデザインとベジタブルダイの素材感により、何かニュアンスを感じさせてくれるバッグとなっています。

 

リサイクルナイロン素材、ベジタブルダイ、つまりエコな素材です。そして、エコというだけでなく、生地の波打ち感や鈍い光沢、微妙に単色ではない感じなど、普通のナイロン地では感じられない味わいがあり、このあたりが KaILI に “デザイン” を感じる由縁です。
機能性や耐久性にとらわれ過ぎてなんとなくつまらなくなってしまうバッグが多い中、洋服と一緒に販売する者としては、こういったひとクセ、ふたクセを感じさせてくれると嬉しいです。

 

小学生であれば、ブンブン振りまわすタイプのバッグでしょう。
ミニショルダーのスタイルに飽きたら、こういう感じがよろしいのではないでしょうか。

 

KaILI – Not Compact Ecobag VD
col : Takesumi Black
price : 8,800 in tax

こちらはミニサイズ版です。
最低限と言えるような大きさ、容量で、より潔さを感じます。

 

スマホと財布だけを入れて、プラプラと散歩に出かけて、つい何か買ってしまったら、トートバッグに変身、というイメージ。
そう考えると、旅行などでも重宝しそうですし、どうでしょう、花火大会で浴衣を着たりしてバッグどうしようの時とか、、

 

大げさな感じではなく、いわば雑貨のような感じもありますが、力を抜いた中にも、渋さやニュアンスを宿している気がします。
軍モノのアイテムなどもそうですが、こういった大げさでないというか、なんとなく系というか、そういったアイテムは、意外と活躍の場を選ばずに便利に使えてしまえるはず。
ああそうそう、これでいい、これがいい、これしかない、、
という感じで、気が付くとよく使ってるなぁ、と。

 

KaILI – Not Compact Ecobag Mini VD
col : Takesumi Black
price : 6,600 in tax

 

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8月7日(月) 定休日
8月8日(火) 夏休み

KaILI.

今シーズンより新たにお取り扱いを開始します、KaILI のバッグをご紹介します。
福岡発、バッグ専業のブランドさんです。

 

●KaILI (カイリ)
『KaILIは「矛盾あるデザイン」をコンセプトとしています。
違和感を覚え、気づき、考える。
その過程を楽しんでもらえるプロダクトを生み出しています。』
---
福岡を拠点とするバッグブランドです。
デザイナー自らミシンを踏み、時にユニークな、時にストイックな、さまざまなアイディアを駆使して、真摯なものづくりを展開しています。

 

少し前から興味を持っていたのですが、展示会に伺ってプロダクトをひと通り拝見し、いろいろと感じるものがありました。

一見するとシンプルでクリーンなデザインの、バランスの好いグッド・プロダクト、という印象を持つのですが、少し見て触れただけで、それだけではないことに気付きます。何か想像している感じと違うようだ、もう少し奥がありそうだ、という感じ。

 

アイディアに富んでいて、ギミックのある製品が多くありますが、スタンスとしては、そこで勝負だ!という印象も受けず、かといって素材感がすごいでしょう、デザインがすごいでしょう、ということでもなさそうに思えるし、なんとなく捉えどころが無い、けど、なんかいいぞと。

そこまで考えた時に、このブランドのコンセプト、ものづくりのアプローチがちょっと変わっていて、既存の考え方とは違っているという、そのスタンスのようなものが肝になっているようだ、と気付きます。
そして、『使いやすそうだ、頑丈そうでいいぞ』 とかではなく、『堅くない、とらわれていない、おもしろい』 というイメージが湧き、何か新しいセンスを感じたのでした。

 

もちろん、素材やつくりはきちんとして、頑丈で実用性も確かです。ですが、そこが一番に来ない感じ、違う何かを持っているぜという感じに、洋服屋としては好感を持つのです。
結局、曖昧な言い方になってしまいますが、なんかいいぞ、というのが一番大切なのかもしれません。さんざん語っておきながらではありますが。。

ということで、KaILI のバッグ、今季より新しい仲間として展開していきますので、是非チェックしてみてください。
以下、はじめに届いた2モデル、ご紹介します。

定番モデルとして展開されている Lazy School Bag、ショルダーバッグです。

Outline
スクールバッグ、またはゲームバッグを思わせるフラップ型の中型ショルダーバッグです。
フラップ裏側はメッシュのポケットになっており、フラップを開いてそのまま後側に倒した状態で、前後を逆にしてオープントップで利用することも想定された面白い仕様です。
軽量でしっかりタフな素材、たくさんのポケット、A4サイズが余裕を持って入る十分な容量、実際の使い勝手の好さも大きな魅力です。
ベルトの肩当ての裏側にはウルトラスエード素材を使い、滑りにくく安定感のある肩掛けを実現しています。
一見シンプルでスマートなルックスながら、オリジナルのギミックと現実的な実用性がしっかり詰め込まれることで、KalLI ならではのスタイルを感じさせる佇まいになっています。

 

フラップを開くとメッシュのポケットが。
ファスナー口が2段になっていますが、、

 

こちら背面。
背面側にフラップを倒して、、

この状態で、こちら側を前にしても使えます、という仕様です。
ファスナーが2段になっているのは、フラップを折り返すと上下が逆になるためです。

 

コーデュラナイロンはゴリゴリな感じでなく、繊細でスマートな感じ。

 

肩当て裏側のウルトラスエード。

 

KaILI – Lazy School Bag
col : Black
price : 27,500 tax in

つづいて Transform Bag M は、変形型2WAYバッグ。

Outline
ショルダーバッグと手提げバッグと2つのスタイルで使用できる変形型2WAYバッグ。
口を外側に折り畳んだ状態でショルダーバッグとして使用しますので、手提げ時は容量が倍になります。
ファブリックはコットンライク・ナイロン。コットンの風合いを感じさせつつ、ナイロンの軽さと丈夫さを備えたしなやかな生地となります。
どことなく素朴な風体ですが、それでも都会的でクリーンな印象でまとめられ、ミリタリー・ワークからスポーティ・ストリートまで、スタイルを選ばずに溶け込む不思議なバッグです。

 

手提げの状態から、外側に半分折り返した状態がショルダーバッグの状態です。
どちらも姿、佇まいに味わいがあり、内ポケットもしっかり機能して、使い勝手も損なわれていません。

 

KaILI – Transform Bag M
col : Black
price : 23,100 tax in

 

同じモデルの素材違い、コットンヘンプの生地です。
また違った魅力があります。

Outline
ショルダーバッグと手提げバッグと2つのスタイルで使用できる変形型2WAYバッグ。
口を外側に折り畳んだ状態でショルダーバッグとして使用しますので、手提げ時は容量が倍になります。
ファブリックはコットンヘンプ素材、ソフトでドライでしっかり。目の詰まったしなやかな綾織り生地となりますので、天然素材の風合いがありながら、ラフになりすぎない、スマートな生地面が特徴です。
どことなく素朴な風体ですが、それでも都会的でクリーンな印象でまとめられ、ミリタリー・ワークからスポーティ・ストリートまで、スタイルを選ばずに溶け込む不思議なバッグです。

 

手提げの状態の時に内部ポケット(というか仕切というか)が、ショルダーの状態でも外ポケットのような感じで機能します。

ナチュラルカラーの方は、物としてはよりレトロな学生鞄のような、オールドスクールな雰囲気がありますが、これが野暮ったさが無く、すごく新鮮です。
斜め掛けしてギューッとベルトをきつめに絞ると、不思議な格好よさがあります。

 

KaILI – Transform Bag CH M
col : Black
price : 24,200 tax in

 

初登場ということで、写真もテキストも膨大になってしまい、恐縮です。
とてもいいブランドさんで、自信を持っておすすめできるバッグです。是非お手に取ってみてください。
以後、長い付き合いができれば嬉しい限りです。
宜しくお願いいたします!

 

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7月31日(月) 定休日