Candidum – Jackets, Pants.

Candidum の新作テーラードジャケット、トラウザーが入荷しました。
日中はまだ暑いですが、、しかし、いよいよ10月に入ったということで、秋物入荷をさらに一段、本格的に進めていきたいと思います。

 

定型のテーラードジャケットと、トラウザー。秋冬らしいウールとコーデュロイです。
今回も共地で上下揃いますので、セットアップでも活用していただけます。
もちろん、それぞれ単体でも充分魅力的です。

 

コーデュロイはダークブラウンを選びました。
大人のブラウン、大人のコーデュロイ。落ち着いていて渋さが光ります。

しっかりした地厚で細めの畝、一般的なコーデュロイ生地ですが、少々ストレッチが利いていて、ジャストで着てもストレスは小さいです。

 

Candidum – Tailored Jacket *Corduroy
col : Navy
size : 44 / 46 / 48
price : 36,000 (+tax)

 

パンツは裾がダブルで始末されています。細身と言っていい太さですが、パチッとした細さではありません。膝下の絞りはやや緩めと言っていいくらいです。

 

Candidum – Double Trouser *Corduroy
col : Navy
size : 44 / 46 / 48
price : 18,000 (+tax)

 

こちらウールのホームスパン。ツイードとは厳密には違うのですが、だいたい似たようなものです。ハリスツイードのような野趣がウリではなく、もう少しソフトで上品です。
グレーとブラウン、2色でご用意しました。

 

さほどの地厚ではなく、軽くて柔らかいので、着やすさがあります。毛織物ならではの素朴でクラシックな雰囲気がありつつ、またならではのエレガントさも感じられ、服好きがじっとしていられない類いの服地であることは確かでしょう。

 

コーデュロイの方もそうですが、昨年好評だったウールのピンヘッドのジャケットとまったく同じ型でつくられています。
きわめてシンプルな仕様ですが、段返りを深くすることによりVゾーンをやや深めにして、ラペルの折り返しをややソフトにして、全体的なやわらかさを演出しています。このあたりの最後の味つけがこのブランドの風味のようなものを表していて、やはりベーシックなアイテムでも何か違いを感じるな、という要因になる部分かと思います。
つまりは、スーツ屋さんのスーツと明らかな一線を画する部分でもあるのでしょう。

 

Candidum – Tailored Jacket *Homespun
col : Navy
size : 44 / 46 / 48 / 50
price : 38,000 (+tax)

 

同じ生地のトラウザー。前述コーデュロイと、昨年のピンヘッドは裾がはじめからダブルでしたが、今季このホームスパンの方は未始末で振らしてあります。
かたちとしては基本的には同じということですが、実寸値で見ると裾幅が少しだけ広いようです。D.C.White より膝下の絞りが緩く、細めのシルエットではありますが、クラシック寄りのバランスとなっています。

 

裾の始末が自由ということも後押しして、このパンツ単体でも、かなり使い勝手がよいのでは、と思います。

 

Candidum – Basic Trouser *Homespun
col : Navy
size : 44 / 46 / 48 / 50
price : 20,000 (+tax)

 

D.C.White, Candidum.

D.C.White のセットアップ、Candidum のレジメンタルタイが入荷しました。
オールシーズンのオリジナルファブリックによるジャケット、パンツは、ビジネスシーンも見据えた新しい試みとなります。

 

スタイルはいつもの段返り3つボタンではなく、2ボタンのきわめてベーシックなものとなります。
細身すぎない細身シルエットで、スマートなルックスはいつも通りです。

 

今回、メーカーとして生地からオリジナル開発した力の入ったものとなりますので、まずはその説明です。

D+Armor と名付けられたオリジナルファブリックは、ウールサージのルックスでありながら、PTT繊維を混紡することにより、表層の耐久性や形態回復性を高め、ウールの混率を下げることで水洗いを可能にしています。弱流水による洗濯機での水洗いが可能となり(公的機関 QTEC における耐洗濯テストをクリア)、また表面の摩擦強度が通常のウール素材の3倍あるとされ、摩擦の多く起こる箇所でのピリングやフェルト化を防ぎます。

 

要約すると、イージーケアで耐久性もいいですよ、というものです。
その名の通り、ビジネスマンの “Armor” (鎧) として、日々の戦いの場でガシガシ使えるウェアである、ということでしょう。

 

袖口は仮切羽、裏地は袖裏のみ、内ポケットは両側に備えられ、ベントはセンター、という仕様です。

本当に気兼ねなくガシガシ使うにはプライスも重要という認識で、凝った仕様にせず、きわめてシンプルなつくりに終始しています。
結果的に目を見張るようなプライスになっていますが、メーカーとして何か分からない意地を張っているようにも見えてしまいます。。

 

D.C.White は、Candidum とはまた違う客層も見ていて、おそらく、メーカーとして、もっと若者たちにも入ってきて欲しいというのが強いのでしょう。

そんな若い人などは、量販ビジネススーツとはどこが違うの?と思われるかもしれませんが、当然シルエットや最終的な味つけがひと味違います。量販メーカーのターゲットが全方位なのに対し、やはりファッションブランドというのは、独自の定めたターゲットがあり、そこに向けて商品を放ちます。

そんなこんなも熟知している若くない人(笑)も、それぞれのニーズに従ってうまく使っていただけたらと思います。

 

D.C. White – 2B Tailored Jacket *D+Armor
col : Charcoal
size : 44 / 46 / 48 / 50
price : 19,000 (+tax)

 

こちら、同じ生地のパンツです。
普通のトラウザーで、かなり幅広いシーズン、また幅広いシーンで使っていただけると思います。

 

ジャケットもそうですが、単体で活用することもおすすめです。特にパンツなどは、カジュアルでもかなり使いやすいのではないかと思います。
かたちさえ好みに合えば、ビジネス用、カジュアル用と別々に、、ということもこのプライスなら考えていいような気がします。

 

D.C. White – Basic Trousers *D+Armor
col : Charcoal
size : 44 / 46 / 48 / 50
price : 11,000 (+tax)

 

Candidum のクレジットで、ベーシックなシルク製レジメンタルタイも入荷しています。
こちらもビジネスからプライベートまで。

 

右上がりは英国式。

 

Candidum – Regimental Tie
col : Wine / Green / Brown
price : 8,000 (+tax)