STANDARD SUPPLY – TRIPPER Utility Tote M.

STANDARD SUPPLY より新入荷です。
2年連続2度目の出場、ツールバッグをモチーフにした TRIPPER Utility Tote M が届いております。

 

とにかく外ポケットが多くて助かる、という分かりやすい特徴があり、軽さなども含めて非常に実用性の高いトートバッグです。僕も丸一年、かなりの頻度で使っていますが、それぞれのポケットに何を入れたかを把握できるようになると、本当に使いやすいです。

 

メイン素材はコーディラのポリエステル地(610デニール)となり、非常に軽い生地を使っていることも特徴です。頑丈で重厚なバリスティックナイロンとはまた違ったアプローチで、バッグそのものの軽さを求めています。
表面にはテフロン加工が施してあるので、高い撥水性と同時に、汚れに対しての強さを備えます。

 

TRIPPER というモデル名の通り、もともとは旅行用として、というところからスタートしているので、錠前が付属し、本体ファスナーの施錠が可能です。
このMサイズというモデルは普段づかい用に、という意味合いでミドルサイズですが、男の1泊2泊程度ならいけると思います。

 

フロントの6つのポケットのうち、左右の上側はスナップボタンが付きます。僕はここを普段づかい用の小さい財布用、鍵束用、というふうに使っています。

上段は浅め、下段は深めのつくりになっていますので、下段には、ペンケース、文庫本、スマホ、をそれぞれ。上段真ん中には目薬、リップクリーム、メジャーが入っています。

 

下側にグリップするためのハンドルが付いていることも珍しいディテールです。
肩にかけて腕を通した手で握るためのもので、荷物が重くなった時にどうぞ、というもの。しっかり革が巻いてあるのもさすがです。

 

裏面にはファスナー付きの前面ポケット。ここには通帳とお店の財布を入れています。

内部にも吊りポケットがあり、ここには印鑑と、メインの財布を入れています。
小さい財布には小銭と Suica と クレジットカードだけを入れていて、本来の財布はこちらなのですが、ほとんど手にしなくなり、持ち歩く必要があるのか微妙になっております。

細々としたものがほとんどポケットに仕分けられてしまうので、では本体の広いスペースには何を入れているのかというと、何かしら薄いカーディガンやジャケット、何かしらクリアファイルに入れた資料、書類、あとはハンドタオルなどが入っているという具合です。

 

機能重視のアプローチからの、機能美デザインもなかなかのもの。
学校や仕事などのデイリーユースで力を発揮する実用タイプの万能型バッグなので、実際に使ってみると、より一層このバッグのよさが分かってもらえると思います。

 

STANDARD SUPPLY – TRIPPER Utility Tote M
col : Black / OD Grey / Beige
price : 21,000 (+tax)

 

SAINT JAMES – OUESSANT.

ようやく揃いました、今シーズンの SAINT JAMES 、ウェッソンです。
季節感を感じさせるとても素晴らしい色合いが揃いました。

今季もボーダーはお休みして、単色無地のみでのご用意となります。
また、今回の入荷分は、サイズを T4、T5、T6、という展開とさせていただきました。

 

毎シーズン、おなじみの入荷のご案内となりますが、季節の終わり、あるいは新しい季節のはじまり、というタイミングになるのが恒例です。ちょうど何を着たらいいか迷う時期にもなるかと思いますので、秋冬の手はじめという意味でもいいところではないでしょうか。

色合いに季節感はあるかもしれませんが、アイテムとしてはシーズンレスだと思います。クラシックな定番アイテムとして、うまく取り入れ、気持ちよく着ていただけたら幸いです。

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OUESSANT (ウェッソン)は、SAINT JAMES の定番バスクシャツです。
バスクシャツとは、漁師や海兵隊など海の上での仕事に従事する人々がある種のユニフォームとして古くから愛した伝統的なアイテムです。洗ってくたびれても味のある肉厚のコットン地、バスクシャツの象徴であるボートネックに、9分丈くらいの袖。大昔から今に至るまで、質感やかたちをほとんど変えずに多くの人々に愛用されています。

ファッションアイテムとしての楽しみも幅広く、用意された豊富なカラーバリエーションも手伝って、本当にさまざまな着こなしが、年齢性別を問わず、またスタイル層を問わずに楽しまれています。
自分の好きな色を、好きなように着る、そしてボロボロになっても着る、というのがウェッソンの正しい楽しみ方です。

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SAINT JAMES – OUESSANT
size : T4 / T5 / T6
col : various
price : 10,800 (+tax)

 

BRENA – Coats.

BRENA の新作コートが入荷しました。
オーセンティックな薫りのする BRENA らしい雰囲気のコート2型。ワークテイストとミリタリーテイストで、男らしい無骨さをベースに、メンズ服的エレガントなニュアンスがひとさじ。

 

SHOP COAT というモデルは、典型的なワークコートをベースにしたコットン一重のハーフ丈コートとなります。
カジュアルなスタイルに気軽に羽織れる雰囲気と、たくさんのポケットが備わる実用性から、使い勝手の良さがひしひしと伝わってくるではありませんか。

 

ワークコートにメタルのドーナツボタンという無骨なテイストが基本にありますが、トラッドやドレスの服づくりをルーツとする BRENA の服にはなんとなく品があります。
羽織ってみるとなんとなく普通のバランスと違う感じがするのだけど、それが格好いい、というのが、BRENA の服に共通してある特徴だと思います。

 

生地はイタリア製のインポートもの(CERRUTI)が採用され、これがまた独特です。ベンタイルのように強い打ち込みによる撥水性を持ち、パラフィンでもコーティングしてあるかのようなハリ感があります。
決して厚地ではありませんが、『しっかりしている』 感じがすごく感じられます。

 

ポケットが外側に3つ、内側に1つ、両サイドに貫通ポケットがあり、万全です。

 

ボリュームのある軍パンにも合いますし、細身のチノにも合うという間口の広さもあり、さまざまなスタイル層におすすめできるような気がしています。

 

BRENA – SHOP COAT
col : Black
size : 44 / 46 / 48
price : 28,000 (+tax)

 

MODS というモデルは、その名の通り、モッズパーカをベースにしたミリタリーのパーカコートタイプです。
バサッとオーバー気味に羽織って好バランスなクラシックなアウターですが、しっかりバランスが整えられ、モッズパーカならではの無骨さと、モッズパーカならではのエレガントを兼ね備え、しっかりスマートに着れるコートに仕立てられています。

 

フードは取り外しが可能。取り去るとスタンドカラーもなく丸襟になります。
さっぱりさせて羽織るのも寒さの緩い時期にはいいと思います。

 

ファブリックはナイロンタフタ。撥水性が高く、非常に軽いのが特徴です。
総裏二重の仕立てながら非常に軽い着心地となっています。

 

肩を落とし、ゆったりオーバーサイズの設定でつくられていますが、最終的にスマートな印象で着地するバランスで整えられています。
一線を超えて太いアームや、フィッシュテールなど、ならではのディテールを一部排して、ニュアンスをしっかり感じさせながらも気構えずに羽織っていけるというスタンスです。モッズパーカの強いニュアンスは独特の格好よさがある反面、着合わせにはそれなりに気を遣いますので。

実質的にも印象的にも良い意味での軽さがあり、いろいろな意味でスマートです。デニムスタイルはもちろん、スラックスのスタイルにも取り入れられるような、コーディネイト面での万能さが大きな魅力だと思います。

 

BRENA – MODS
col : Dk.Green
size : 44 / 46 / 48
price : 33,000 (+tax)

 

SOUTIENCOL – Slip On.

今年は早いです、SOUTIENCOL の Slip On が入荷しました。

例年10月から11月あたりに店頭に届くのが通例でしたが、今年は増税というイベントもあるためでしょう、かなり早いうちから9月に納品できるような改革を進めていたそうです。

今秋冬シーズン、Fuzz ではコートが豊作の年となっているのですが、まさかの大将からの出陣となりました。

 

すでにご存知で待っていたという人に向けて、変更点などの重要な連絡事項を先に。

仕様の変更として、ライナーの取り付け取り外しが、ファスナーの仕様となりました。後襟の部分から左右に向けて、というかたちです。クラシックなボタンの仕様も捨てがたいですが、機能性をとったということでしょうか。

 

製品としての変更はこれだけ。その他のディテール、シルエットやパターニング、サイズ感など、まったく変更なしです。

つづいてカラー展開。昨シーズンにネイビーが変更されましたが、今季、戻っています。昨年のネイビーとは違い、一昨年以前のネイビーと同じです。かなり暗いネイビーです。
ベージュは昨年とまったく同じで、変更されて2年目。これで昨年のネイビーはかなり希少品ということになりますね。

最後、サイズ展開についてですが、新たに42というサイズが加わり、4サイズ展開となりました。
42 は、XS とでも言うべきサイズで、これまでの3サイズの小さい側に、同じサイズピッチで加えられたということになります。これまでの3サイズの実寸はまったく動いていません。

最後にプライスですが、98,000円に。少し値上がりです。

昨年と違うことは以上です。

 

次に初見の方々に向けて、詳細を過去の記事から一部修正しつつ再掲します。

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SOUTIENCOL のマスターピースと呼ばれ長年展開されているステンカラーコート “Slip On”。

ファブリックはクラシックなOlmetex 社のイタリア製バーバリークロス(コットンギャバジン)。 しっかり目が詰まり、滑らかで強靭な生地となります。

Slip On が評価される大きなポイントでもあるラグランスリーブのナチュラルショルダーは、肩から袖にかけて自然な曲線を描き、肩の大きい、小さいを問わずに美しく見せます。ジャケットの上からのオーバーコートとして定義されていますので、アームホールは相応の大きさがございますが、この肩まわりの秀逸なパターンニングによって、ばたつかず、ジャケットを着ても、着ていない状態でも美しいシルエットをつくり出してくれます。
スリーブは一枚袖のつくりで、これもこだわりのディテールとなりますが、シームを最低限にすることでより美しく見せるためのものです。

 

ファスナー留めのデタッチャブルのライナー、袖口のベルトの仕様、クラシックなAラインシルエット、などなど、すべてがクラシックな仕様でつくられており、流行に左右されずに、時代の変化にも揺るがない内容となっており、 20年前からパターンやディテールを変えずにつくりつづけられていることがこれを証明しています。

確かな品質、トラディショナルなディテール、そしてSOUTIENCOL の真骨頂でもあるベストバランスなシルエットと3拍子揃い、間違いなく長く愛用していただけるコートであると言えます。

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ということで、一切の妥協を許さず、デザイナー渾身のディテールを詰め込んだという、自他共に認めるブランドのマスターピース、それがこの Slip On というコートなのです。

今やロマンと実益を満たす稀有なアイテムであることは間違いありませんので、これがひとたび魅力的に映ってしまった人は、そこから逃れるのは至難の技なのかもしれません。
是非、袖を通してみてください。

 

SOUTIENCOL – Slip On
col : Beige / Dk Blue
size : 44 / 46 / 48
price : 98,000 (+tax)